山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

根性すわる。

ということで、クランクインまで、あと2日。

今日で公の仕事は終わって、今夜と明日は自宅作業で準備です。ふー。

非常にじたばたしていましたが、今日になってやっと根性座りました。なんというか、なんとかなる…という気持ちになりました。そうだ、大丈夫だ。

だいたい、年を考えろ。何年、生きてきたのだ。だいたい、キャリアを考えろ。何本撮ってきたのだ。
冷静に考えると、なーんも心配いらないよ。まわりはみんないいひとだし。

夜に助監督さんのひとりと話して、気持ちが楽になった。昔は、助監督さんが怖かったけど、…というのも、自分は助監督の経験を経ずして、監督業を始めてしまったので、知識、経験ともバランスがとれていないのだった。ので、最初の頃はちょー苦労しました。ドラマとドキュメンタリーやバラエティの世界では、常識が違うのでね。

けど。もう、助監督さんはこわくない。というより、味方なのだ…と思える。(いや、実は当然なんだけど、そう思えない時代もあったのだー)。大人になったな、自分。(いやー死ぬほど、大人だろう)。

と、自分突っ込みも入れられるくらい、リラックスしています。だいたい、リラックスしすぎて、今日、昼間、1回家に帰ったら、うっかり寝てしまい、夕方の打ち合わせに遅れそうになった次第。目が覚めた時、「あれ、ここはどこだろう。わたしは、なにをしてるんだろう」と思った。ホントに、ぱっと記憶が切れるように眠っていた。昼間、自分の家のソファで。

目覚めて、あわてたけど、服も着てたし、メイクもしてたし、すぐに家を出たので、打ち合わせは間に合った。ふー。危ない、危ない。

いろんなひとに助けられて、映画を作っています。もうすぐイン。ここまで来られたのは、本当にみなさんのおかげです。心から感謝しています。とにかく、全身全霊で取り組みます。よろしくです。

さくらも満開になって、わたしのクランクインにはずみをつけてくれます…