山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

撮影4日目。

今日も撮影でした。

今日は、夜、かなりハードなシーンがあったので、緊張していました。今朝は、仲良しの制作部さんに現場まで送ってもらったのですが、緊張のあまり、気持ち悪くなりそうでした。朝の段階では…。
なぜなら、少人数とはいえ、乱闘シーンがあるので、どうなるのだろうと心配だったのです。殺陣師さんに来てもらっていたので、そこはお任せする…とはいえ、殺陣師さんと仕事するのも初めてでしたので…。

(殺陣師さんというのは、けんかや乱闘の芝居をつけてくださるプロの方たちのことです。)

結果からいうと、とても緊張感あるシーンが撮れました。原作→脚本と自分で書き、非常に慣れ親しんだ内容であるにもかかわらず、映像を見て、衝撃を受けました。脚本書いた本人が衝撃を受けるのだから、はじめて見る方にはそれなりのインパクトがあるだろうと思いました。

今日はそのほかにも、いいシーンがいろいろあって、とても良かった。それというのも、脚本がよくできているからで……ではないです。いや、脚本もがんばりましたが、なんといっても、俳優さんたち、撮影部さんはじめ、スタッフのみなさまのお力のおかげです。本当にありがたいです。小説はひとりで書けるけど、映画はひとりじゃできない。みんなの力が結集してできるんだなーと今更ながら思いました。

はじめて、殺陣師さんの仕事を見ましたが、さすがでした。けんかの段取りを決めて、それを俳優さんたちに伝える。投げ飛ばされたひとがけがをしないように、プロテクトする方法も教えてくれます。たのもしい!

それと、乱闘シーンって燃えるなー。自分は平和的な人間だと思っていましたが、乱闘シーンを見ていたら、動物としての刺激を受けました。野性が目覚めるような…。

そんなわけで、ほんとに毎日少しずつ、ペースがつかめてくる感じです。よかったー。この調子でがんばりぬきたいです。