山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

撮影20日目。

毎日、どんどん終わっていく。

今日は主演俳優のひとりがクランクアップ。深夜の小さな駅にて。彼には、ほんとにすばらしい芝居をしてもらった。とても空気のあるひとなのだ。セリフのないシーンで、何気なくいる様子が絵になる。強烈な魅力をもったひと。彼を見に来るだけでも、自分の映画を見てもらえる価値があると思う。お世辞とか社交辞令でなく、マジにそう思う。

なので、今日でお別れはさみしかった。また、別の作品で出会いたいと思った。もっとちゃんとできるように、がんばろーと思った。

帰宅すると深夜1時半。明日は5時起き。ハードだけど、それもあと3日である。長かったような、あっという間だったような。

達成感より、まだ、自分を責める気持ちのほうが強い。

あと3日、頑張ろう。