山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

元町まで。

白井晃さんが演出をされているので、オペラ「愛の白夜」を横浜まで、見に行きました。

戦争中(ワールドワー2)、リトアニアでユダヤ人の命を救った日本人外交官杉原千畝さんを主人公にしたオペラです。日本のシンドラーと言われた方のお話。当然、重くて暗いお話です。オペラというと、愛や恋を高らかに歌う…というイメージがあったので、どんなふうなんだろうと興味を持っていったのでした。やはり戦争中のことなので、舞台全体は暗く、収容所を思わせる鉄格子が張り巡らされ、天井にも重々しい天蓋がありました。舞台という限られた場所に、いろんなシーンを再現していて、セットが秀逸でした。勉強になりました。

その後、久しぶりに元町商店街に寄り道しました。洋服屋さんとか雑貨やさんとかアンティークショップなどを見て歩きましたが、なにも買わなかった。それに漠然と疲れてまして。どうも、疲れが抜けない。すぐ疲れちゃって、すぐ眠くなる。よくない傾向ではあるのですが、まあ、しかたない。徐々に回復することを祈るばかりでした。

そんなわけで、帰宅後は料理をする力がなかったので、お寿司屋さんへ行きました。その後、ミニと散歩に行きました。……ちょっと疲れているので、作文風になってしまった。

明日から、仕事の日々の始まりです。って、映画は仕事って感覚なかったし、実際、仕事ではない。遠大な趣味かもしれない。自分が撮りたかったから撮ったんだもんね。そう、そのことがじわじわとしみてきました。

今日は早く寝ようっと。