山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

過去からのプレゼント。

じょじょに通常モードで仕事が始まる。

昨日、原稿が終わって、今日は午後からテレビの打ち合わせだった。妙に早起きになっていて、今朝、パソコン前でぼんやりしていたら、紅茶をpcにこぼした。早起きしてロクなことはないぞ。大騒ぎして、pcを保護する。一命はとりとめたようで、現在のところ異常なし。この物いりの時期にpcに壊れてもらっては困る。

にもかかわらず、打ち合わせにはタクシーで行く。自腹なのに。根性がないので、地下鉄の駅まで、たった3分くらいだというのに歩く気力がない。自堕落だ。打ち合わせに行くと、初めての番組だったけど、知り合いがいっぱいいて、なごむ。安心してできそうだ。ほっ。

なごやかな打ち合わせのあと、渋谷へ出て、映画「フィッシュストーリー」を見る。中村義洋監督×伊坂幸太郎原作。同じコンビの「アヒルと鴨」が面白かったので、見たかった。3つくらいの話がからみあって、最後に結ばれるという構成になっている。よくできているんだと思う。曲もよかったし。しかし、途中で何度も「こういうカット割りかあ」とか「ふむ、これはカットインなのね」などと考えつつ見る。妙な俯瞰のカットが多いなーとか。予算、どれくらいだろーとか。余計なことを考える。撮影の影響がまだ、残っている。

映画後、まだ、早い時間だったので、食品を買う。アップルパイを丸ごと買おうと思ったけど、昔ながらのタイプのアップルパイがなかなかない。アレンジしてあるものが多い。それで、迷い過ぎて、疲れて買わずに帰って来た。太るしね。

明日も、テレビ番組の打ち合わせだ。その後、映画の編集行って、夜は、女友達とイタリアンへ行く予定。なんか、普通のテレビ番組の仕事やっていると、タイムスリップしたみたい。懐かしい感じがする。いろんなこと、やってきたんだなー。

今夜はちょっと暇。うれしいなー。まだ、9時だし。



写真は、映画「闘茶」のdvd。発売になるようで、見本が送られてきた。先日、文庫本が2冊(「オトナの片思い」と「帰って来た時効警察」)出版され、「闘茶」のDVDが出るってことは…正直、印税が入るのでうれしい。過去が稼いでくれるのだ。「闘茶」は脚本を書いたんだけどねー、まあ、そっとしておいてくださいな。

長く生きていると、いろんなことがある。

この間、かつて一緒にテレビの仕事をしていて、今は作家になっている友達に偶然、恵比寿駅であった。このひととは、5年くらい前にも国会図書館で会っている。偶然会う運命なのだ。昔、一緒に海に行ったことがあったなーとか(ふたりきりじゃねーよ)思い出した。悪いことばかりじゃなかった、わたしの人生…とか思って見るよ。

あらためてみると、「闘茶」のビックチョーってかっこいいなあ。確か、日本で1回、台湾でもお会いしたのだった。世界には、たくさんのイケメンがいるなあ。よいことだ。

今夜はひまなので、日記が長くなる。長いにもかかわらず、ためになることがひとつも書けなくて申し訳ない。