山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

神楽坂、探訪。

今日は朝から、神楽坂にある編集室にて、映画の編集をしている。編集といっても、撮影した素材を見ているだけなんだけど。

見ているだけといっても、20時間分くらい撮影してあるので、それをひとつひとつ見るのだ。普通はオッケーカットだけ見るのだが、今回はほとんど全部見ている。一喜一憂、身をよじったりしながら…。
なかなか、どきどきなのであった。現場で見ているはずなのだが、冷静に編集室で見るとまた、違った感想を持ったりする。いや、しかし、「もしかして、ちがうんじゃ…」と現場で思ったことは、編集室で見ても「ちがって」たりするので、そうそうは変わらないんだけど。

そりゃあまあ、20年もこの仕事をやっているので、(映画は初めてだけどさ)、撮影→編集というのは、同じ流れだからねー。そして、編集して初めて、撮影のしかたがわかってくる…というようなことがあるのだ。それを何十回、何百回繰り返してきて、今にいたる…んだけどね。

おっと、タイトルに神楽坂探訪を書いたのに、すっかり、映画の編集の話になってしまった。編集室が神楽坂なので、食事に外に出るのが楽しい。普段よく仕事をする、表参道とか赤坂とかとちがって、なんか、おいしい店がたくさんあるようだ。(表参道とかって、おしゃれな店は多いけど、あんまし、おいしくないし、高いし…なのでった)。

自分の神楽坂のイメージは、「和風」すなわち、和食屋さんの充実だったんだけど、聞けば、フランス料理なども充実しているらしい。そういえば、神楽坂には、おいしいそば粉のクレープ屋さん…本場フランスのブルターニュ地方だったかのクレープやさんがあって、何度か行ったことがあったのだった。

生クリームとバナナを挟んだような、あのクレープじゃなくて、お食事にもなるクレープ。うまいんだな、これが。(高いけど)。

今日は、そんなわけで、編集のひとびとと(女子ばかり3名)と和食屋さんに行きました。初日なので、自分のイメージに従ってね。「だいこんや」とか言う名前だったと思う。神楽坂っぽい、こじゃれた和食屋さん。おいしかったよー。

来週は、ぜひ、フレンチなどにも挑戦したいのう。

週末は映画の編集はおやすみで、テレビ番組の準備と、映画の音楽考えたり、小説の最終最終ゲラチェックしたりするんですー。働くざんす。