山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

輪郭が見えてきた。

そんなわけで、今日も仕事。ひとつのテレビの仕事をして、夜、終わって帰宅。ご飯食べて、21時頃からもういっこの資料を読む。A4サイズのペーパーで50枚くらいかなあ。それを延々読んだ。

自分は資料を読むのは嫌いじゃない。ひとつのテーマについて、最初は何もわからなくても、ひたすら資料を読んでいるうちに、そのテーマの輪郭が見えてくる。たとえば、ひとりの画家についての番組と作るとして、そのひとに関する本や記事や作品を集める。で、ひたすら読む。

しばらく読んでいくうちに、その画家のフレームが見えてきて、どこを取り上げたら番組として面白いかがわかってくる。同時に、自分にとって、面白い部分というのもはっきりしてくる。時に、自分にとって面白い部分とテレビにしたとき面白い部分では、ずれていることもある。

自分が好きなものは、とかく、テレビで紹介するには、「キツイ」出来事だったりすることが多い。ので、それは個人の嗜好にとどめて、「テレビ的にOK」な方向を想像するのであった。まあ、このような、資料読み→ストーリーを考える…という行程は、小説の場合でもある程度同じかもしれない。

自伝的、直感的な小説のときは、ちがうけれども。

そんなわけで、延々資料を読みました。そして、さすがに眠くなりました。ので、今日はそろそろ休ませていただきます。

眠いす。