山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

社会的信用ゼロデシベル。

今日は、一日家にいた。う、う、うれしい。

朝は、まず、洗濯をした。久しぶりにすると楽しい。天気がいいとすぐ乾くのもいい。それから、昨晩途中まで見たdvd「STAND BY ME」を見た。懐かしかった。よくできた脚本だなあとか、キャラクター造型とかを主に見ました。

その後、友人とちょっと電話で話して、ゆっくりお風呂に入りました。こういう風に書くと、洗濯もずっとしてなかったみたいだし、お風呂にも入ってなかったみたいに聞こえるけど、そんなことはない。洗濯はひとにお願いしてたし、お風呂もゆっくりじゃないけど、入っていました。当たり前か。

で、夜は、久しぶりにミートソースを作った。タマネギ、ニンジン、セロリをみじん切りにして、ちゃんと丁寧に作った。なのに、あんまりおいしくなかった。ほどほど、そこそこの味。どーしてなんだ。ネット上のいろんなレシピを見て、一番おいしそうな、手間のかかりそうなものを選んだのになー。なんか残念。

ところで、昨日書き忘れたけど、今まで自分は、ギャラをいただくとき、「源泉徴収」というのをされていた。あらかじめ税金のひかれたギャラをもらうのである。長い間フリーなので、なんの疑問ももたなかったけど、昨日、税理士さんと話していて、なぜ、源泉徴収が存在するのか?と尋ねたところ、「要するに、税務署が、先に税金をとっておくんですよ」と言われた。「とりっぱぐれないように」と。

ああそうか、フリーのひとは、ギャラをもらったらすぐに全部使ってしまう恐れがあるからあらかじめ抜いておくのか。これが会社組織だと、一年後にまとめて税金を払うことになるのだが、要するに、フリーって、税務署から信用されていないってことなのか。ギャラをもらったら、全部自分のものだと思って、すぐに使い果たし、いざ、「税金治めて」と言われても、「だって使っちゃったもん」ってことになるだろうと、税務署のひとは考えたんだ。なるほど。正解。さすが税務署のひとは賢い。

こういうことって、ひとつひとつ聞いてみないと実感ないよなあ。社会が自分をどう見ているか。税金を払わなそうなやつと思われているわけだな。健康保険とか選挙権とかに、社会がそのひとをどーみているかが表れるよなあ。昔は、女性に選挙権なかったわけだし。

そんなことを考えるも~基本、家にゆっくりひとりでいられると誠にうれしい。リラックスするぜ。
明日も朝は早よから仕事だし、夜も仕事だし、今夜はこれから、台本書かないといけないけどさー、それでも、夏の始まりの一日はリラックスできて、うれしかった。

社会から信用されてないけどね。