山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

ポスターできました。



そんなわけで、映画「すべては海になる」のポスター&チラシできました。

な感じです。

主演の佐藤江梨子ちゃんと柳楽優弥君の後ろにあるのは、映画のためにつくった、特注本棚です。
映画のなかで、サトエリちゃん扮する夏樹(書店員)が、自分の好きな本を並べて売っているコーナーなんです。この本棚がきっかけで、映画のなかではいろんな事件が起こるのでした。いわば、もうひとりの主役でございます。

本棚のデザインを手がけたのは、「時効警察」時代から、すばらしいアートワークを見せる、弱冠26歳の久渡ちゃんというデザイナーです(女子!)。ものすごくかわいくて、凝ったポップも作ってくれました。

その棚の上に並ぶのは、ブックディレクター・幅充孝氏によるセレクションです。深夜の書店にて、幅さんが山ほどの本のなかから、本棚に本をさしていく姿は、まるで、華道の家元が、花を花瓶にさすがごとくて、なかなか見応えがありました。本棚にさされた本は、また、別の命を吹き込まれたように輝きだすのでした。

このポスターを見かけたら、「あ、あいつの映画なんだな」と思ってくださいねー。まだ、全然露出していないけど。前売りチケットもこのデザインになる模様。さらに、チケットもこのホームページでも販売しようと思っています。はい。なんでもやるぜよ。

あと、バルト9では、予告編がじゃんじゃん流れているようです。このホームページからも見られるように、今、担当者の方にお願いしております。

そしたら、映画にあわせて、この日記のデザインも一新しようと思っています。映画の公開に向けて、がんばりますよー。ない知恵をしぼりますよー。いつもにも増して働きますよー。

だって、自分の映画はテレビ局が入っているわけでも、大手の制作でもないので、自分がやらなくては誰がやる…ってことなんです。テレビで20年以上働いてきたので、宣伝めいた細かい作業も得意です。AD経験もあるので、なんでもやるのであった。

なんとか、うまくいきますように。