山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

リアルタイムに。

もう、今日の分の日記は書いたけど。でも、書いちゃお。美容整形の話、やっぱり面白くないだろうし、報告する義務があるように勝手に思いこんで書いたけど、まあ、どーでもいい話だし。

夜、安藤玉恵ちゃんとりりぃさんが出ることをしり、TBSの「深夜食堂」を見た。監督は山下敦弘氏。この番組のオープニングが好き。新宿の夜の実景だけど、かっくいい。新宿なんてすぐに撮りに行ける場所だけど、こんなにかっこよくは、なかなか撮れないと思う。

で、中身。安藤さんはストリッパーの役。なんかぴったりな感じ。今、ストリップ業界ってどうなっているんだろう。AVが全盛し、現在は、WEBでなんでも見えるところまで行っちゃたあと、ストリップみたいな古典的風俗ってどうなっているんだろう。やっぱりお客さんも年配ばっかりなのかな。

20代の頃にストリッパーのドキュメントを撮ったことがあるので、ストリッパーには多少思い入れがある。浅草を皮切りに、名古屋、北海道、と巡業について行ったのだ。取材が終わるころには、主役のストリッパーの子とかなり親しくなり、ホストクラブをおごってもらったりしたなー。踊りを教えてもらったり、さんざん、朝まで飲んだよー。気持ちのいい子だった。

なわけで、現在のストリップ事情がよくわからないけど、りりぃさんの啖呵はなかなか良かったな。いつの時代もこういう仕事を笑うひとがいる一方で、生き抜いて満足した老後を送る先輩がいるのを知るのは悪くないだろうなと思った。テレビっぽくないささやかな感じのドラマだった。

それから、今日あったことは、クモの命を救いました。数日前から自分の部屋にクモが存在するのを知り、最初はティッシュで仕留めて、ゴミ箱に捨てた。が、どうもつぶしてないから生きてたみたいで、数分後、カムバックした。で、まあ、いいやと放置した。クモはそんなに怖くないから。

しかし、結構長生きらしく、ついつい会う。で、今日ついに再び捕獲。デスクの上を歩いていたので、マグカップをかぶせて見た。その後、外出。どうしようかと思っていて、クモのことをひとに話したら、クモは殺しちゃダメ、幸福を呼ぶんだ…と言われ、やめる。それに殺すのいやだなーと思っていたし。で、マグカップを外したら生きていて、ふらりと消えた。

これで、地獄に落ちたとき、クモの糸が上から垂らされる予定。真夜中ですが、支配していた疲労感が薄れたので、コレを書いている。明日からまた、働かないと。おお。