山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

2009年のまとめ

年越し餃子を作って食べて、犬の看病をして、年賀状の宛名を印刷しているうちに年が明けてしまった。けど、まだ、09年の総括してないから、やっておこう。

とにかく、09年は、映画の年だった。年明け、1月~2月で、「もしも、この世に天使が。青の章」を書いていたけど、映画の準備が迫ってきて、気が気じゃなかった。

3月から準備入って、あっという間に4月の撮影。テレビやってきたつもりでも、いろいろ勝手がちがって、たいへんだった。ほんとにねえ。5月はたたみかけるように編集して、その頃からテレビの仕事も始まっちゃって…ばたばたしているうちに夏になって。

テレビ仕上げて、飛ぶように(実際、飛行機に乗ったから、飛んだわけだが)、エジプト、ケニアに行った。この旅、かなり充実していたなあ。いろんな出会いがあったし。帰国したその日が、最初の映画の試写で、ヨレヨレで駆けつけると、ガラガラでショックを受けた。

そのあともテレビの仕事をこなしつつ、最大限の力を出して、映画の宣伝にかける。やれることは全部やろうの精神で…。その成果があってから、じょじょに、試写が混み始め、最後のほうは、毎回満席となった。

その頃、原作の文庫も出て。解説は、上野千鶴子先生が、めちゃほめて書いて下さって。この頃からいろんなことがラッキーに転がりだした。文庫は増刷になるし、劇場は増えるし。しかし、浮かれていたのもつかのま、タクシーがどすん!とぶつかり、交通事故に合ってしまった。

そんなこんなの09年…省略しすぎか……とにかく、映画に命賭けてました。初めてのことにはついつい力入っちゃうタチだからねー。

濃くて楽しい一年だったなー。たいへんなこともいっぱいあったけど、かなり、崖っぷち走ってるような感じだったけど、それでも、非常に魅力的なひとたちと出会え、一緒に仕事できて、心底楽しかった。自分の人生のなかでも、何番目かに濃い一年だったと思う。

…というわけで、今年お世話になった方々、ありがとうございました。引き続きよろしくです。

山田あかね 拝