山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

無事、初日を迎えました!

ふーふー。

というわけで、本日、映画「すべては海になる」、無事、初日を迎えることができました。いやー感無量です。

今朝は、早起きして(といっても、10時過ぎ)に起きて、美容院に行って、ヘア&メイクをしてもらいました。それで、いったん、家に帰り、ちょっと礼状などを書き、午後2時、新宿バルト9に向けて出発しました。

バルト9はですね、日本で一番人気のあるシネコンです。土日ともなるとすごい混雑。なんといっても、バルト9だけに、9コのスクリーンがあるので、いろんな種類の映画が1箇所で見られるんですね。今日も賑わってたなー。なにしろ、自分の映画だけじゃなくて、今日、初日を迎える作品がいろいろあるわけですからねー。

舞台挨拶が始まる前に、簡単にMCの女性と打ち合わせ。初めてのときに比べたら、ずいぶん慣れてきました。昨年の完成披露のときは、ドッキドッキでしたが、その後、取材があったり、ラジオに出たり、テレビに出たりといろいろしてきたので、だいぶ慣れてきました。だいたい、質問されることは同じなんですけど、同じことを答えていたらつまらないだろうから、毎度、ちがうことを言おうと努力はしております。

それでも、舞台にあがると、緊張します。一緒に挨拶をした、佐藤江梨子さんにしろ、柳楽優弥くんにしろ、彼らは、人前に出るのが仕事ですから、大丈夫なのでしょうけれども、自分は普段裏方なので、ドキドキするのでした。それでも、せっかく来てくれたお客様やマスコミの方々に、少しでも楽しんでもらえるよう、少しでも映画のことをわかってもらえるよう…がんばって、喋りたいとは思っています。

…そうそう思うようにいかないんだけど。

新宿は最初の回から満席だったそうだし、マスコミもいっぱい来てくれたし、ひとまず良かったー。嬉しかったー。柳楽くんの結婚もあるから「おめでとう!」の声が飛び交って、なごやかでいい雰囲気だった。

それで、ひーふー、無事、舞台挨拶を終え、つぎは、川崎だー!ってことで、制作部さんの車で移動。川崎の映画館、生まれて初めて行きました。TOHO川崎シネマズ。ここも、シネコンです。バルト9とはまた違った趣のにぎやかな映画館だった。

ここではマスコミ取材がないので、わりとリラックスして、舞台にあがることができた。すっかり、和みモードで、江梨子ちゃんはいっぱいしゃべるし、柳楽くんも、「カミさんと一緒に映画見ます」といきなり、「カミさん」なんていうから、びっくり。かわいい旦那さんです…笑。

それで、川崎の舞台挨拶も楽しく終わり、「お疲れ様ー」ってことで、京急に乗って帰って来た。乗ってみて初めて、「あ、そっか、京急の電車のなかでも撮影したなー」とかちょっとまた、うるっと来た。ここのところ、うるっときっぱなしなので、ウルが日常なので、慣れてる感じかもしれない。

都内に戻り、恵比寿のお寿司屋さんで祝杯。シャンパンを少し飲みました。やっとここまで来たから。うー。

そんなわけで、本日、劇場に来てくださった方々、舞台挨拶にいらしてくださった方々、本当にありがとうございました。とてもとてもうれしかったです。自分の映画、好きになってもらえたら、嬉しいです。

そして、これからも、どーかどーか応援よろしくお願いします。

うちの映画はどこのテレビ局も入ってないし、漫画の原作ものとかでもないので、宣伝費もそんなになく、黙っていたら、埋もれてしまうサイズの作品です。けど、せっかく生まれた作品、少しでもたくさんのひとに見てもらえたらと思います。

えっとなんだっけ、よろしくです。

(まだ、コーフン気味です)。