山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

まだ、冬の自分。

よく、年をとると頑固になるというけど、本当にそうかな…と思ったりする。

自分は若いころのほうが、ずっと融通が利かなかったと思う。例えば、仕事。自分の企画とか脚本とか、演出作品について、「直し」をくらうと、ものすごい反発しちゃって、闘ってしまって、よくけんかになった。あげく、「降りる」こともよくあった。

自分を曲げることが結構、できなかった。が、最近、とてもゆるやかになりました。発注先の方がなにを望み、どうしてほしいのかを受け取って、なるべくご要望にお応えしようする姿勢ができるようになった。できるように…というか、自然とそうしている。もう、直しを求められても、抵抗したり、意地になったりしない。

ものすごく柔軟…と自分では思っているけど、それって、年とってゆるくなっただけ?

まあ、もちろん、小説を書く…という自分らしさ全開にできる場所を得たってことも大きいと思うけど、でも、どっかで、ねじがゆるんだことは確かだなあ。ちゃんとひとの意見を聞いて、取り入れようって思えるようになった。もっと早く、こういう人格だったら、もっと人生順調だったかもしれないなー。

ふと、数々の、けんかによって、成立しなかった、仕事を思う。ま、いいけど…。

そんなわけで、明日から、三月。もう、春だなあ。冬は苦手だから、早く終わってほしい気持ちもあるけど、一方で、まだ、春に対する心構えができていない。なんか、自分のなかでは、まだ、冬なんだな。なぜかっていうと、自分の映画は冬に公開になったから、その時の気持ちがまだ、終わってないんだよ。

自分のなかでは、映画が、まだ、終わってないんだ。なんか、そういう気持ち。もう、別の仕事、じゃんじゃんしているんだけど、まだ、自分のなかでは、映画を引きずっている。あれでよかったのか、どこまでできたのか、そんなことを今でもフト考えてしまう。今年になってから、1度も見てないんだけどね。

春の風に吹かれる準備 まだ 私には届かず

そんな気分の日曜の夜…

これから、また夜を徹して、テレビの仕事しまっせ。

働け、われ。