基本的には、志をもって、一生懸命努力しているようなひとが好きですから、いわゆるビジネス系の成功者の日記なども読んだりします。けれども、常に、「前向き」「進め！」って感じだと、脱落しちゃって、今日はパスさせてくださいってときもあります。そして、もっとやわらかい人の日記へいきたくなります。
まあ、気分なんて、お天気みたいなものだから、晴れの日もあれば、嵐もあるというわけで。
今日は、犬を洗いました。随分前から洗いたいと思っていましたが、ついつい先延ばしにしていました。今日、できたのは、「よし、やるぞ」と決意したからではなく、ただなんとなく始めたことが、結果的に犬洗いとなった…というお話です。なんとなく始めた事業で成功した！という比喩にもできそうですが、イエイエ、そんな大それたことではありませんでした。
午後3時くらいに起きて、（なかなか、お昼にすら起きられなくなっているんですよねー、ホントに困ったもんです）、だらだらして、朝ご飯を普通の家庭の夜ご飯の時刻に食べて、内容は朝ご飯らしく、トーストです。最近、千疋屋の“究極のジャム”というのをいただいたのですが、これがうまい！マンゴージャムなんですけど、実物を越えるうまさです。なので、最近は、毎日トーストを食べている。あ、話がそれました。
で、マンゴートーストによる、朝ご飯のあと、また、だらだらしながら、犬をさわってました。すると、おしり付近が毛玉になっていたので、ハサミを使って、切り始めました。しかし、ハサミだと思うように切れないし、ちょっと危険だし、全体的に、もっさりしているし、あーカットしたいと急に思い立ち、「立ち上がれ、ニッポン」と言われたような気がしたので、そういえば、犬用のシェーバーがあったなーと思い出し、文字通り立ち上がって、クローゼットの上段から、犬用シェーバーを出しました。
で、これを使って、ミニのカットをしました。し始めたら、面白くて、深みはまり、あーここまで来たら、シャンプーだってことになり、お風呂へ。久しぶりに自分の手でシャンプーしました。
こうして、計画してもいなかったのに、「犬を洗ってカットする」という、大事業（当社比）を成し遂げることができました。ここ数日は何に対してもやる気ゼロデシベルでしたし、現時点でもそうなんですけど、だから、「寝る気にもならない」ので、寝ないので、朝方寝ることになり、さらに、“朝、起きる気にもならない”ので、夕方にならないと起きない…という悪循環なんですけど、そんな、やる気ゼロの時でも、ふっと始めたことで、大事業をなすこともあるのだから、なにごともちょっと始めて見るのは大切ですね…というお話…なのか？
とにかく、今日は、ミニを洗ったこと。そして、久しぶりにマーケットに行って、食料品を買ったこと。そして、夜ご飯…といっても、24時頃から食べるんですけど、自分で考えた、新・鍋物を試しました。これが、すこぶる美味しかったです。
自慢なので、ちょっとレシピを書きましょう。タイトルは、「とろろ豚シャブ、隠れニンニクごま油風味！」前に、「二人の食卓」という番組をやったとき、「豆腐チゲ」を作ったんですけど、この豆腐チゲのレシピからの発想です。
まず、鍋にごま油を鍋の底を覆い、アリが泳げるくらいの深さ、入れる。ここに、ニンニク、3かけらくらいをおろしながら、投入する。ニンニクが入ったら、初めて火をつける。で、中火と弱火の間くらいで、ごま油ニンニクペーストみたいな感じのものを作る。これが、肝心。これがうまい！ここに、粉唐辛子を入れたら、チゲの基本になるけど、今日はいれない。
で、ニンニクごま油ペーストができたら、（1分くらいかなあ、すごくいい香りがする。絶対焦がさない！）。ここにアサリを投入。炒める。このアサリがいい味を出す。そのあとは、野菜をいれる。今日は、白菜とネギでしたが、キャベツとタマネギでもいい。ざっくり炒めたら、酒とお湯を入れて沸騰させる。そのあと、和風だしのもとと、中華だしのもとを両方同じくらい投入。これもポイント。さらに、ここに、椎茸の薄切り、ナマのタラを入れる。
火が通ったら、テーブルに出す鍋に移す。（いえ、最初から、テーブルでやってもいいんですが、最初、油でニンニク炒めるので、匂い対策でした）。で、卓上鍋に移動したあとは、もう、食べる体勢。ここに、とろろをいれる。（長芋のすったやつ。）。で、ここで、豚をしゃぶしゃぶして、とろろとからめて食べます。
とても美味。とくにスープが美味。ニンニクが入ってるなんて、誰にも気づかれないんですよー、でも、なんか、体がぽかぽかしてきます。
あ…料理ブログみたいになってしまった。すみません。
精神的には、ゼロデシベルですが、昨日お知らせしたように、横浜で再上映が決まって、このイベントに向けて、がんばるーと思っています。なので、ぜひ、来てください。
さっそく、コメントももらえてうれしかった。ぴかちゅうさん、ありがとうー。
