山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

映画「すべては海になる」上映とトーク!

今日は、映画関連のお知らせです。

自分が、原作・脚本・監督をつとめました、映画「すべては海になる」が、東京近郊でふたたび、上映、そして、トークイベントもやることになったので、お知らせです。

まず、5月8日(土)より、三軒茶屋中央劇場にて、上映です。

三茶といえば、渋谷からすぐ近くの、にぎやかな町です。かつて、ここが舞台だった、「すいか」(日本テレビ)というドラマの脚本も1本書いたことがあり、ゆかりのある町であります。

都内在住で、見逃していた方、ぜひ、ご来場をお願いします。

スケジュールは、まだ、出ていませんので、ご来場の際は、お手数ですが、劇場にお問い合わせくださいませ。

そして、横浜!

 5月15日(土)~21日(金) 12:40 / 17:10~19:15  
    横浜 ジャック&ベティ


こちらは、イベント3つもやります。横浜駅から京急で3つめの黄金町という町にある、「ジャック&ベティ」という知る人ぞ知る、個性的な映画館です。この映画館の前に以前は、「日活」があり、ここは、「探偵・濱マイク」の舞台でもあったという、コアなファン垂涎の場所であります。

【通常】一般1800円、大高1500円、小中シニア1000円
【会員】一般1500円、大高1200円、小中シニア1000円

では、トークイベントのご紹介です。映画の上映のあと、監督・山田あかね(つまり、私)が、それぞれの方々とトークします。

5/15(土) 12:40~14:45 

ゲスト 幅允孝さん(ブックディレクター)


BACH(バッハ)代表。ブックディレクター。

人と本がもうすこし上手く出会えるよう、様々な場所で本の提案をしている。

国立新美術館「スーベニアフロムトーキョー」や羽田空港「Tokyo's Tokyo」、新宿マルイアネックス「Brooklyn Parlor」等のショップにおける選書や、千里リハビリテーション病院、スルガ銀行ミッドタウン支店「d-labo」のライブラリ制作など、その活動範囲は本の居場所と共に多岐にわたる。

*幅さんには、映画のなかにでてくる、夏樹(佐藤江梨子演じる)の本棚のセレクションをしてもらいました。
 クランクイン前から、本のリストを交換したり、本棚のデザインを相談したり。そして、実際の現場(=有隣堂@横浜)に入ってもらって、本を並べてもらいました。この時、彼の本並べの「技」を見ました。

そのあたりのお話をしようと思います。


5/16(日)12:40~14:45 

ゲスト 清水克衛(かつよし)さん 
    書店「読書のすすめ」店主


 
  大学在学中、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を読み、突如として商人を志す。大学卒業後、大手コンビニエンスストアの店長を10年間つとめた後、「本をすすめる本屋をやろう」と一大決心し、周りの猛反対を押し切り、1994年に書店「読書のすすめ」を東京都江戸川区・篠崎にて開業。

  立地の悪さを顔晴るバネにし、汗と智恵を出しきって商いを続けた結果、全国からお客さまが押し寄せる大繁盛書店となる。

  「読書のすすめ」の売れ筋本から、全国でのベストセラー本が生まれる現象が続出、出版流通業界内で熱い注目を浴び続けている。

  本との出逢い、人との出逢い、出来事との出逢いを提供しながら「良質な御縁から生まれる成幸の法則」についての講演活動を続けている。

*清水さんとお会いするのは、初めてです。ひとりひとりのお客さんに向きあって、本を選ぶ…という清水さん。一冊の本に出会うまでも、物語のひとつなんじゃないかな…本との出会いって結構、運命的だし。

本の話題ももちろんですが、「ひと」と向き合うことについてなども、お話したいと思っています。

5/19(水) 12:40~14:45 

ゲスト 阿川大樹さん (小説家)


小説家(日本推理作家協会会員)、
ジャーナリスト(技術/音楽/ベンチャー起業)。

1976年 東京大学在学中に、野田秀樹らと劇団「夢の遊眠社」を設立。座付き作曲家としてオリジナル劇中音楽を作曲。1979年 東京大学教養学部基礎科学科卒業。同年より、日本電気(株)において、コンピュータ設計、半導体プロセス開発。1987年 (株)アスキー、にて半導体集積回路(LSI)開発責任者。1991年、米国カリフォルニア州で半導体ベンチャー企業の設立に参加。1997年、著作に転じる。1999年、第16回サントリーミステリー大賞優秀作品賞、受賞。2005年、第2回ダイヤモンド経済小説大賞優秀賞、受賞。

阿川大樹さん 公式ホームページ 

阿川さんは、同業の小説家です。不思議ないきさつで知りあった、今では友人!
この映画にも、ちょっこり出演しています。自分の著作を持って……笑。

芝居もやってきたし、サラリーマンもやってきたし、バイクにもヨットにも乗るという、疲れ知らずのひとです。映画、小説、芝居と、どんな話もできちゃうと思います。

そして、全日、司会は、

女優の今村沙緒里ちゃん!

蜷川幸雄事務所所属の、かわいくて、賢い、女優さんです。プライベートでも仲良くしていて、年の
差 200歳なんだけど、 心の通い合う貴重な友であります。







そんなわけで、いまいちど、映画「すべては海になる」に触れていただけると嬉しいです。

トークで、みなさまにお会いできることを、楽しみにしております。