山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

雨だからじゃないさ。

基本的に、悪いことばかりではなく、むしろ、幸せな環境にいるのかもしれない。

が。

なんとなーく、どんよりしております。あんまり、マイナスなこと、公の場所に書かないほうがいいとは思いつつ、どんよりしているのに、ムリして、うまくいっているふりをするのもどうかと思って、気持ちのまま、書いてしまお。

雨のせいかしら。体内時計が狂っているからかしら。生活していく上で、ささいなトラブルがあるからかしら。仕事は忙しすぎるということはありません。とてもいい案配。

なのになー。ぜいたくな悩みと言われちゃうよなあ。いや、ちっとも贅沢してないんだけど…。

昔見た映画、「サード」のなかで、主人公の高校生は、「ちゃんとしなさい」と怒られる。それに対して、彼は、

「ちゃんとするって、どういうこと?」と聞き返す。

(記憶によって書いているので、セリフの詳細はニュアンスのみです、すみません)

自分も、時々、「ちゃんとしなきゃ」と今になっても思う。でも、同時に、「ちゃんとするってなんだっけ?」となる。もはや、自分の暮らしなんて、どこからどこまでがちゃんとしているか、いないか、線が引けない。犯罪を犯さず、食べて行けるだけの仕事をして、犬のトイレ掃除などはしているので、結構、ちゃんとしているような気もする。

それでいいのか…という気持ちもあるけど。

それとも、もう、これでいいのか…という気持ちもある。長く生きてきたなーと思ったりする。こういう気分の日は、長く生きてきたけど、なんか、ぱっとしたなかったなーと思う。でも、「よくやったな」「楽しいことがたくさんあったな」と思える日もある。だから、ちょっとした落ち込みを、真剣にとりあげないようにしよう。ほんの少しの出来事で、また、気分はぱっと変わるだろうから。

ぐだぐだ言ってないで、仕事しようか。はい。そうします。