山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

ワールドカップ

一応、タイトルは、ワールドカップにしましたし、一応、サッカーの例の試合のことを書こうと思いますが、運動全般が苦手であり、うといので、間違ったことや失礼があるかもしれないです。そこらへん、さっ引いて読んでほしいです。

昨晩の試合は、同居人のひとが熱心に見ていたので、時々見てました。が、「このひと誰?」「クレーンカットすごい」「ふかん過ぎて、どのひとがどのひとかわからない」などと、随時感想を言っていたら、「うるさいから、しゃべらないでください」と言われてしまいました。

「えーだって、解説のひとだって、ずっとしゃべっているじゃないか」と反論しましたが、「プロの意見と、アホなひとの意見を一緒にしないでほしい」と言われまして、もちろん、アホなひととは私ですが。

しかたないので、「日本が勝つほうに賭けるから。日本勝ったら、お寿司おごってください」と言い残して、ジュリアン・バーンズの「イングランド・イングランド」という小説を持って、他の部屋に移動しました。

ジュリアン・バーンズ、好きなんですけど、こういう、「笑い」と「知性」の同居している小説って、日本ではあまり見かけないような気がする。ユーモアものは結構あるけど、知的な感じのものは少ないような。イギリスには、デイビッド・ロッジとか、この手の面白くって、知的なネタ満載の小説を書くひとがいるよねえ。

前に「時効警察」のネタで使った、フランスでは、救命胴衣のことをブラジャーと言う…というのも、ジュリアン・バーンズの小説からいただきました。

で、ワールドカップだった、テーマは。

いえ、「イングランド・イングランド」のなかに、女性の胸に触れただけで、カップ数をあてるひとが出てくるんですけどね。イギリス人でもカップの大きさを気にするってところが面白かったけど。ちなみにこの小説の主人公は、Bカップなんですね。Cのふりしてるけど。

あ、で、ワールドカップの話につなげます。

無事、日本が勝ったし、得点するところは見てたし、めでたく、お寿司をゲットしました。いつ、食べさせてもらえるかはわからないけど。お寿司わー!日本軍(っていうのか、選手団?わからないけど)ありがとうございます。

そういえば、何年か前の、ワールドカップ開催中に、「日本が次の試合で勝ったら、結婚しよう」と言われたことがあったなーと思い出した。お、プロポーズされちゃったよ…思っていたが、あとから考えると、当時の日本が勝つ確率はものすごく低かったようだ。「ものすごく低い確率程度にしか考えていませんよ」って意味だったんだな。わかってなかった。

そして、日本は、もちろん、負けたし、結婚もしなかった。いや、きっと、万が一、勝っていても結婚しなかっただろうけれども…笑。(今回お寿司をくれるひととはちがうひとであります、念のため)

そういうことしか思い出せないから、ちゃんとワールドカップを見る資格がないんだ。自分のなかのサッカーは、前園ってひとがいた頃とかだし。前園ってひと、かっこいいなーって思っていた。もちろん、今は、本田さんという方が偉いのだということは知っています。門前の小僧です。

そんなわけで、明日はロケです。久しぶり。こうして徐々に忙しくなって、夏は深まっていくことでしょう。今やっている仕事終わったあと、どうするかについても考え始めないといけないよな。

夏まっさかりだと、つい、休んじゃうんだよなー。こら。

毎日、サンシャイン牧場やみんなの農園ばかりやってていいのか、おまえ。しかも、真夜中のケーキ作りが祟り、○キログラムも太っていた。きゃー!

いろんなことをちゃんとしないといけない、夏の始まりであります。