山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

楽しい仕事は疲れない。

今日は一日ロケで、終わった後、打ち合わせでした。フル稼働で働いて、家に帰ったら、日付が変わっていた。

しかし、こうして一日ロケをしていると、気分がいい。ロケといっても、ENGスタイルというか、カメラ一台とビデオエンジニアさんと音声さん、そしてADさんと私という少人数のロケである。ドラマや映画だと、何十人もスタッフいるけど、今日の番組は教養番組プラスドラマスタイルなので、こういうロケの日もある。

するっていうと、とてもリラックスして楽しく取材できる。思えば、このスタイルで、何十年もいろんな番組を作ってきたから、慣れているんだよなー。カメラマン始め、スタッフはみんな仲良しだし。ロケ先で、いろいろ学びながら、撮影していく。非常に有益であった。

夜ご飯を食べてから、今度はスタジオ収録部分の打ち合わせ。ちょっと時間がかかったけど、(ひとえに、私の予習不足ゆえ)、それでも終始和やかに、楽しく、いろんなアイデアを出し合いながらの打ち合わせであった。

こういうやり方だと自分らしく仕事できる。去年の映画の撮影のときは、全然、それまでの自分のロケスタイルのようにできなくて、すっごい辛かったけど、やっぱり、経験が必要なのかなー。テレビドラマは結構やってきたつもりだったから、安心していたけど、思うようにいかなかった。それが今でも悔やまれる。もっと、できたはずなのに…。

だから、どうしてももっと映画を撮らないといけない。リベンジしないといけない。パワーアップしないといけないのだ。そんなことを、和やかに仕事しつつ、ふいに思い出した。(懲りないやつです)。

日々鍛錬なのだ。一日働いたのに、ちっとも疲労感がない。これも愉しい仕事だったからだよねー。仕事も楽しいほうがいいよね?無駄に苦しむよりもね。

明日はとりあえず、お休みですが、いろいろスタジオ収録の準備をいたします。

雨の土曜日なり。