山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

映画「The ダイエット」

今日は、大先輩の渋谷のぶ子(漢字が正確に打てないので、ひらがなで失礼します)監督のお宅に伺って、女性監督ばかりの会。

なかのひとり、関口祐加さんの作品「The ダイエット」をdvdで鑑賞。とてもユーモラスなんだけど、途中からじっくり考えさせられる、軽快なドキュメンタリー。

日本だったら、こうはいかないなーと思った。マイケル・ムーアを思わせる、鋭い視点と明るいキャラクターの勝利。テンポがいいので、このまま、日本のテレビに流せるなーと思っていた。

監督の関口さん自ら、ダイエットに挑み、その過程を丁寧に追いかけている。関口さんはそのとき、161センチで95キロである。

なぜ、太る?…なぜ、食べる?

その答えを探して、ジムに通うとか、食事療法とかを越えて、「食べる」メカニズムを支える精神の領域に入っていく。

もはや、ダイエットは、その人物の精神史をたどることになるのだ。おー深い。

そんな面白い作品を見た後、監督本人も登場して、映画を作ることについて、いろいろおしゃべりをしました。

現在78歳の渋谷監督の言葉がいちいち、強烈でなおかつ、正しく聞こえて、身にしみる、しみる。

門外不出…でもないけと、ちょっとだけ、紹介すると……

女性の監督は、いつまでも恋をしていないといけない

カメラマンとは相思相愛になりながら、撮影は進めるもんだ

そして、前回も聞いたけど、ドキュメンタリーもフィクションも同じ。仕掛けていく(…演出していくもの)だと…。

現在も映画を製作中の渋谷さんのファイトにあうといつも、自分、まだまだガキじゃん…と思う。

ほんと、まだまだなんだよなー。

(今日はマックの調子が悪いので、dellのpcからなので、使い勝手になれていないので、この辺で失礼)。

毎日、刺激を受けておる。

あ、今朝はMRI の撮影もしたよ。結果は来週のお楽しみ。

みなさん、ナイス・ウイークエンドを!!