山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

超ネガティブ理論

数日前からMACの調子が悪くて、自分まで、調子が狂ってる…。

とりあえず、経理用&海外持ち出し用のdellの小型のpcがあるので、それでがんばっているのだけど、初めて触ったパソコンがマックであり、以後15年近く、マックでやってきたわけだから、ささいな違いにどーも慣れなくて…。

すでに、いろんな動きの習慣が、身体化されているというか、これを押すとカタカタになるな…とか、台本など書いているとき、主人公の名前を登録して、一文字でその名前が出るように設定したり、あとから、考え直して変えたりとかするんだけど、そういうたびに、ウインドウズさんだと、どういう動作でそれができるのか、瞬時にわからなくて、正直、いらっとする。

なので、途中で、いろんな編集的な作業はあきらめ、ひたすら、どんどん書いた。

改行とか、せりふの前にちょっと開ける…とか、内容には関係ない部分は、どーでもいいかと開き直った。映像になってしまえば、そんなところ、映らないもんね…。

とはいえ、ここ数日、そのような次第で、たいへんなテクノストレスに陥っていて、いろいろ作業が滞っている。っていうか、メール書いたりするのが、億劫になって…。メールソフトの使い方もちがうじゃん…。

しかし、本当にパソコンがないと、ほとんどなにもできない…ところまで、来ちゃっているよなあ。

ということは、パソコン関係の仕事っていうのは、このあと、生活必需品になるわけだから、仕事として安泰なのかなーなんて、日ごろ考えないことまで考えました。

実際、自分、雑誌というものをほとんど買わなくなっているし、新聞はかろうじてとっているのだけど、やめる勇気がないだけで、新聞読まなくても困らないところまで来ている…。

今月の中旬に、某国の映画祭に行くことになっていたんだけど、急遽、中止になった。ビザが下りなかったそうだ。あらら。

それで、すっかり、10日間くらい、時間ができてしまった。神様がくれたおやすみってことで、ちょっと有意義に過ごそうと決意しました。

この夏は、思い切り、自分を甘やかしてまして、ほとんど、なにもしないで来ちゃったから、この海外行きがなくなったことをきっかけに、ぐずぐずしていたテーマにきっちり向き合おうかな…と思っています。

…急にマジになっているが。

後ろ向き過ぎて、前向きになる…といういつもの自分の、一回転する、超ネガティブ理論なのであった。

だめだなって思ったときは、中途半端に回復させようとせず、とことん、いやになるくらい落ち込む。人に会わず、お風呂にも入らず、誰もとも口をきかず、なにもしない。

というか、好きなことだけする。お菓子ばっか、食べる。それだけで、放置。

で、だめなやつ、だめな自分、だめだめ……と、落ち込みすぎて、どん底までいって、落ち込んでいる自分にすら、いやになってしまうと、だんだん、なにもかもどうでもよくなり、そうなると、不思議と気が楽になり、なんでも笑えるようになり、気がつくと前向きになっている…というのが、超ネガティブ理論であった。

いつもこうしてゼロからのスタートなのであった。ほほ。

しかし、下手を打つと、戻ってこれないから、よい子はマネしないでね