山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

鎌倉市叙景



今日は、親しいひとが、急にお休みになったので、発作的に逗子、鎌倉方面に行って来ました。

2年前まで、逗子に小さな海の家を持っていたのですが、諸事情により手放してしまいまして。
でも、時々、海が恋しくなります。

最初は、逗子時代によく通ったイタリアンの店でランチしました。



こちらはガーリックのピザ。このお店、数あるイタリアンのなかで、本当にすっごく美味しいと思っていたんですけど、1年半ぶりに来てみたら、なんだか、ちょっと味が落ちていました。とても残念。

でも、同じレベルを維持するのって、料理に限らず、たいへんなことですからね。もしかしたら、シェフの体調が悪かったのかもしれず、「そういう日もあるさ」って考えることにしたいと思います。

ランチのあとは、よくミニと歩いた海岸を散歩して、昔を懐かしみました…。寒いのに、ウインドサーフィンしているひとがたくさんいました。

そのあと、時々通ったサーファーのお兄さんがやっている水着やパーカーを売っているお店へ。

「波がいいので、もう、店閉めちゃおうと思っていたところなんです~」って言われました。まだ、3時くらいだったのに。さすがサーファーです。

少しお話をして、チェックのネルシャツを購入。かわいくてウキウキして買ったけど、家で着てみたらちょっと大きくて、すこしがっくし。でも、かわいいからいいや。

去年、テレビの取材が来たそうで、「それから結構売れるんですよ-」と喜んでました。そっか、テレビの力ってまだ、すごいんだなーと思ったり。

そのあと、八幡宮でお参りをして、江ノ電で、七里ヶ浜のお寿司屋さんへ。



これは江ノ電の鎌倉駅前で売っていた、「プチ鯛焼き」



手のひらにのる大きさです。かわいいので、購入。16コで520円くらい。

安い、かわいい、美味しい!

七里ヶ浜駅で降りて、五條まで歩く。

五條は、鎌倉プリンスホテルの上のほうにあるお寿司屋さん。

住宅街にあるんですけど、とても美味。

特にすきなのが、ばら寿司。



ズケになったお刺身を細かく切ったものが、いろいろ入っています。バラバラになっているから、ばら寿司なのかな。

こんなにたくさん、食べられない…と思っても、いつも完食してしまう。

この店、お寿司以外にもいろんなメニューがあって、楽しいし、お店の雰囲気もとてもいい。

そんなわけで、ちょとしたピクニックみたいな一日でした。2万歩くらい歩きました。

途中、時々、「鎌倉市叙景」という映画をつくるとしたら、どんなストーリーになるのかって考えました。

鎌倉、逗子、葉山あたりに暮らす方々、お店の方々って独特なので、点描できるなーって。でも、パロディになっちゃうな。

いえ、「マナーの悪い方は入店をお断りすることがあります」って書いてある店を見かけたりしたので。

結構、店主が強い店が多いんですよね。こだわりの店とか。こっちの流儀にあわないなら、帰ってもらってかまわねーみたいな店主とかね。

はたまた、営業時間でも波がいいと、サーフィン行っちゃうんで、閉めちゃうお店とか。

おしゃれな鎌倉マダムとか…。

「湘南って、ちょっと東京とちがうし…」みたいな独特のプライドを持った方が結構いらっしゃる。

彼らを点描していくだけで、コメディにはなります。



…そんなわけで、ゆるい土曜日でした。