山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

こんな映画を見ています。

映画の感想ばかりになってて、それでいいのかーって気がしております。

しかし、最近、連続でいろいろ見ているので、感想が追いつかないくらいなんですねー。

ここのところ見たもので、まだ、感想書いてないものを備忘録をかねて、書いておきます。(見た順)

@劇場

「神様のカルテ」
「朱花の月」
「探偵はバーにいる」
「アンフェア」
「モテキ」
「スリーデイズ」
「僕たちは世界を変えることができない」
「セカンドバージン」

DVD
「スプリングフィーバー」
「ボストンリーガル」
「乱暴と待機」
「酔いがさめたら、うちに帰ろう」
「500日のサマー」
「グッドワイフ」

ってところであります。

劇場で見ているのが、案外「ミーハー」的選択といいますか、大作ばかりじゃん!って感じですけど、えっといろいろオトナの理由があって、見ているんですねー。

(おお、言い訳がましい)

このなかで、一番好きだったのは、なんだろう。
「スプリングフィーバー」かな。
好きだった。懐かしかった。悲しかった。かわいかった。

「酔いがさめたら、うちに帰ろう」もなんかよかった。
「乱暴と待機」は山田孝之がすごいよかった。
「探偵はバーにいる」は大泉洋がよかった。
「僕たちは世界を変えることができない」は向井理がかっこよすぎて、身がよじれた。
「モテキ」は楽しかった。
「探偵はバーにいる」の松重豊さんがはまり役すぎた。

脚本が優れていると思ったのは、やはり、「ボストンリーガル」
あの、「アリーマクビール」のデイビッド・E・ケリーの作品ですもの。

セリフがみんな、ぴりりと効いてました。

あと、「グッドワイフ」もうまいなーと思った。

「スリーデイズ」は尊敬する監督ポール・ハギス(「クラッシュ」の監督)の作品ですけど、さすがによくできているんだけど、よくできていすぎて、愛せなかったかもしれない。

しかし、あんまりたくさん見過ぎるとどんどん、通りすぎてしまい、よくないような気もします。

感想書いてる暇ないんだもん。

しっかし、やはり、自分が好きなのは、作り手の匂いのするものです。

演出が手慣れてなくても、ストーリー展開にばらつきがあっても、映像が取り立てて美しくなくても、映像表現が、「新しい!」「びっくり!」じゃなくても、そんな洗練よりも、「あーこの監督はどうしてもこれが撮りたかったのだなー」と感じさせてくれるものが好きであります。

よくできたもの、洗練された、職人の技みたいなものに、どうもあんまり反応できなくて。

好き嫌いなので、お許しください。

しかし、だったら、そんな大作見に行かないで、もっと自主映画見ろよ!っていわれそうですね。

だよなー。

ということで、今日はちと、体調不良のため、そろそろ終わりです。

今後書く予定のものは、「セカンドバージン」と「失楽園」を比較して、「不倫もの」今昔、あるいは、15歳年下VS17歳年下について、一席。

れからー、金沢のおいしい「棒茶」についてのレポート、

やっとオンエア決まった、柳楽優弥くんといった「ハリウッドの演技学校」のドキュメンタリーのお知らせ
などを書いてゆきます。

もう、すっかり秋なんですね。

とほほ。