山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

学校とボランティア

ロンドン5日目。

せっかくなので、クリスマスの装いが始まったピカデリーサーカス付近の写真を2枚ほど。



華やかでした。

さて、今日から英語の学校です。

日本でも通っていたところのロンドン校なので、なんとなく、親しみやすい。

住んでいるところから地下鉄一本で、5駅くらい、乗車時間は10分ほど。

このところ早起きなので、ちゃんと朝ご飯を食べてから、通学しました。

いやー通学なんて久しぶりだー。たのしー。

生徒は私を含めて4名、ロシア人2、日本人2、でした。

先生は、たいへん感じのいい、ジェントルマンで、なにがよかったかって、自己紹介のとき、私の旅の目的である、ドッグレスキューでのボランティアの話をしたら、その先生は大の猫好きで、私がボランティアする施設から猫をもらったことがあったのだ。

どれほど、その猫を愛したか…と熱く語る先生を見て、「おー来てよかった」としみじみ思いました。

9時45分から13時45分まで、みっちり4時間の授業。途中、休憩もあるけど、かなり集中して勉強できる。そして、なぜか、あっという間だった。

授業のあと、地下鉄の駅で、コーディネーターの0さんと待ち合わせ。

昨年、一緒に、「わが心の犬の旅」をした、コーディーとしては大ベテランの女性だ。

今回のボランティアのアテンドもOさんがやってくれたので、すんなりゆきました。

地下鉄にのって、施設のある町へ。

Oさんが一緒とはいえ、期待と不安でドキドキする。

だって、私程度の英語力で、しかも、犬好きといっても、とりたてて資格があるわけじゃなし、何者でもないわけです。

その上、あわよくば、撮影もさせてもらおうなんて、虫がよすぎるかもしれない。

そんなことを思いつつ、施設到着。

去年訪問した、「バタシードッグ&キャッツホーム」に比べたら、小規模ですが、並んでいるパンフレット、犬猫グッズなど、すでに、かわいらしいったらありゃしない。

受付も中年の女性だし、ボランティアも女性が中心。なんだか、安心する。

施設の代表の方と面接し、自分が何者であるか、ここで何をしたいか、などを説明する。

特に犬猫関係の資格はもっていないこと。2頭のゴールデンレトリーバーを育てたこと。たくさんの犬の番組を作ったことなどを話す。

そして、働きながら、この施設を取材し、映画(もしくはテレビ)にしたいこと、さらに、日本でもドッグレスキューの施設を作りたい夢があるなど、つたないながらもなんとか伝える。

犬への思いが通じたのか、とりあえず、ボランティアさせてもらえることになった。以前にも日本から学びにきていたひとがいたらしく、日本人にシンパシーがあるようだ。

まずは、訓練をうけ、それから実施になるようだ。

よかった!

その後、施設内を案内してもらう。

いやーいるわ、いるわ、犬たちが。

といっても、こちらの施設では、25匹~30匹くらい。猫は、100匹くらい。

みんなとても清潔な個室で暮らしている。

なかでも、すばらしかったのは、猫の庭。

イングリッシュガーデン風の庭に猫の小さな家が並び、猫たちが自由にしている。

わーここは天国だなーと思った。

本来なら、写真で紹介したいところだけど、今日は初めての訪問だったので、むやみに写真を撮ることは控えた。

取材だけで行くわけではないからね。自分もまなび、少しは力になるために。

いろいろ上首尾なので、Oさんとピカデリーサーカスまででて、チャイナタウンで、飲茶を食べました。

久しぶりに美味しかった!

…というわけで、いよいよ本格的なロンドンライフの始まりです。

参考までに、昨晩の夜ごはんはこんな感じ。ほとんど、前日と変わらなかった…。