山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

捨て犬と散歩

ロンドン8日目。

今日からいよいよボランティア開始。

13時半すぎ、英語の学校が終わり、近所でサンドイッチを買って、電車に乗る。

お昼を食べている暇がないので、電車めし。学校付近の駅は、社内も混んでいるけど、目的地(アニマルレスキューホーム)へ向かう電車はわりと空いていたので、無事、完食。

で、駅から10分くらい歩いて到着。

こじんまりした、いいところだ。

ロビーには、かわいらしいものがいろいろ。



受付で名前をいって、犬の担当者に会う。

マリアさん、20代くらいの美しくて活発な女性。

マリアの案内で、犬舎をまわり、一頭の犬の散歩にでる。リードの持ち方などアドバイスを受ける。

右手にリードの輪を通して、左手でもち、犬は自分の左側。

これは、日本でトレーニングを受けたときと同じなので、まったく問題なかった。

マリアと一緒に秋田県のkouという犬を散歩させる。私が日本人だから、日本犬を選んでくれたのだろうか。

近所を一周して、ホームに戻ってきた。

「すこし、ここで、KOUと遊んでいてね」とマリアさんに言われて、犬の遊び場へ。

どーん!



こんな広い部屋で犬とふたりきりとなる。




しかし、kouは、外を見たまま。ちっとも私に関心を持ってくれない。



かわいらしー横顔。



でも、どーするんだ、この距離感!



しかし、しばらくしたら、ふらりとやってきてくれた。



そして、身体を私にすりすりしてきた。映っているジーパンが私です。

こうして、しばらく、kouと二人の時間をすごし、えさまであげて、さらにもう一度、今度は単独で散歩をして、無事、初仕事が終わりました。

ちょっと緊張しておりましたが、犬に会うとほっとするし、働いているひとたちもみんなすこぶる感じいいので、気楽でした。

今日は初回なのと、学校帰りで時間があまりなかったので、これくらいで修了。こちらのスケジュールを伝えて帰ってきました。

いや、楽しかった。犬の世話というシンプルなことなんだけどね。でも、必要なんだよね、動物には世話をするひとが。

さすがに疲れたのか、帰りの電車を乗り間違えて、遠回りしてかえって来ました。

すいてる電車にぼんやり乗っていると、京王線とか小田急線とかでちょっと郊外までいっているのと同じ気分になり、気を許して、うとうとしたり、ぼんやりしていて、乗り間違えたのでした。

でも、ゆっくりできたし、空いてたから問題なし。

予定では家でご飯を作るつもりだったけど、疲れにまけて、「fish&chips」を買ってしまいました。



うちの駅の近所の、アラビア系のひとがやっている店でテイクアウト。

写真でみると、げっそりするでしょうけれど、これが案外美味しかった。特にビネガーが効いているのがよかったなー。

だんだん、毎日の食事を美味しく感じるようになってます。

これって、同化しはじめているのか。なじんできたというか。

そんなわけで、楽しかった。これから、これからです。