山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

ノッティング・ヒルでカップケーキ

ロンドン20日目。

今日は珍しく、一枚も写真を撮らなかった。

が、それではさみしいので、昨日の夕方、少しだけ訪れたノッティングヒル付近の写真を…。

といっても、街の写真は撮りそこなったので、美しいウインドウを…。



映画「ノッティングヒルの恋人」の舞台になった、アンティークショップがたくさんある街である。

この映画に特別の思い入れはないけど、出演していた、ヒュー・グラントは大好きだ

しかし、数日前、ヒューさんは、マスコミにひどい目にあっていたようだ。

アパートに張り込まれたり、電話を盗聴され、その内容をバラされたらしい。困り果てた顔のヒューさんの写真が、新聞に大きく出ていた。

(スキャナーがないのが残念)

…と、この話はともかく、ノッティングヒルは見て歩くのに楽しい店がいっぱいあった。



美しいウエディングドレスやさんがあった。特に着る予定も憧れもないけど、(昔、一度やったし)、あまりに美しいので写真におさめた。

ロンドンのブランドって、新しい感じなのに、どこか上品で、清潔な色気のある服が多い。



この街は美味しいスウィーツの街でもあると、どこかのガイドで読んだので、甘い匂いに誘われて、ワッフルショップに入った。

ところ、ここは、ベルギーワッフルのチェーン店だった。ファーストフード店みたいで、味ももうひとつだった。

一番左手に見えている、リンゴとクリームのワッフルを食べた。3ポンドくらい。(360円)

リベンジというわけで、店のたたずまいも美しい店で、カップケーキを買った。これは2.5ポンドくらい。



日本でもそこそこ流行っているけど、ロンドンではカップケーキ屋さんをよく見かける。

そして、それらがとても美味しい。

このカップケーキの上に乗っている、クリームはなんですか。

決して生クリームではなく、バタークリームでもない。

砂糖主体っぽいけど、甘すぎず、脂肪分をあまり感じず、たまらなく美味しい。そして、不思議なのは、このまま袋に入れて持ち帰っても、クリームがほとんど壊れないことである。

この写真は、ノッティングヒル散歩を2時間くらいしたあと、家に持ち帰って撮ったものだ。なのに、全然、形をとどめている。

いったい、このクリームの正体は…。

わからん。

土曜日になるとこの街では世界最大級のポートベローマーケットが開かれるのだが、土曜は犬の日なので、なかなか行けない。それで、平日に行ってみたという次第だ。

そんなわけで、昨日の散策の報告でした。

今日は、学校のあと、ジャパンセンターへ行って、インスタントラーメンを仕入れ(4個)、バスに揺られて帰ってきた。

3時には部屋に着き、買ってきた巻き寿司を食べ、そのあとはずっと部屋で、のんびりしていた。

ロンドンはどこを歩いても楽しいから、毎日でも出かけたくなるけど、ちょっと休憩。

昨日からつけ始めた家計簿というか、ロンドンで使ったお金をノートに記すことにしたので、その作業をやった。

この20日間に使ったものを日別に書き出し、レシートのあるものは貼付けた。

交通費も入れて、この20日間で使ったのは、およそ640ポンド。7万6000円くらいじゃないか。

日本にいる時より、節約な気がする。

何しろ、タクシーに乗らないし、食事も質素だし。

買い物も安売り店で部屋着を買ったくらいだし、画集だって3000円くらいだったし。

家計簿(出金表)をつけてみるのは案外楽しいなー。

日頃、経理事務は苦手なのに、「この日は、ここへ行ったなあ」なんて思いながら、書き込んで行くのは楽しかった。

ロンドン滞在をお金の面から見ることができるような気がして。

というわけで、のんびり、楽しくやっております。

明日は、学校のあと、アニマルホームで働くので、ちょっと気合いをいれなくっちゃね。