山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

gagaとは?

ロンドン22日目。

昨日は「限界を感じる」と書いたけど、基本、学生というお気楽な身分なので、気持ちを入れ替えてしまえば、相変わらず楽しい。

普通の学生なら、将来、何になろう、ここで学んだことをどう生かそう、お金をどう工面しよう、などの諸問題があると思うけど、

将来…といっても、そんなに長くないし、

ここで学んだことは生かしたいと思うけど、それがすぐに仕事、就職につなげなくていいし、

お金も、長い間働いてきたので、多少の(…多少だけど)蓄えもある。

ので、深く考えず、楽しもう!と思えば気持ちが切り替わる。

そんなわけで、今日は、ロンドン一の劇場街へ。

ロンドンの中心地に30個くらいの劇場が集まっている。これってすごいよね。

でもって、当日のチケットなら、ディスカウントで買える公式チケットやさん、tktsがある。

これも便利だわ…。で、行ってきた。

「レ・ミレザブル」とか「オペラ座の怪人」などの定番の他、いろいろあったけど、元々大きな舞台に興味あまりないので、決めかねてあきらめた。もうちょっと勉強してから、選ばないとね。

そのあとは、paul smithのアウトレットに行ってみた。

洗練された通りにあり、期待が膨らんだけど、男性ものしかないし、店も小さいし、特にすごいほしい!ものはなかった。

さらに、「selfridges」というおしゃれデパート、伊勢丹みたいな感じ?…にも行ってみた。

日本と同じで高級デパートはみんな空いている。あの、安売り店、primarkとは比べ物にならない。通りひとつ隔て、山手線のラッシュくらい混んでたのに、こっちは、お客さんはほどほどで、落ち着いてみられる。

しかし、特になにもかわず、最上階の食堂で、fish&chips食べて帰ってきた。

いやーfish&chipsにまさか、はまっている。揚げ物×揚げ物という考えられないメニューなのに、あの、白身魚にかける独特の味の「酢」が気に入ってしまって、じわじわと食べたくなる。

それと、たいていの店が(…これまで私が食べた店という意味です)、その場で魚を揚げてくれるので、揚げたてが食べられるのがいい。

白身魚は店によっていろいろみたいだけど、クセがないし、肉厚でうまいんです。

あ、今日は、iphoneを忘れて出発したので、写真が一枚もありません。失礼。

学校で、英語の先生に、iphone、忘れた…って言ったら、「gagaなのか」って言われました。

gagaってあの、lady GAGAのgagaのことです。gagaって高齢になって忘れっぽくなったりすることを言うらしい。

すごいセンスのネーミングだよね。愛情をこめて使っていると思うけど。

…というわけで、お気楽、ウインドーショッピングの一日。

これも、もっと若かったら、「あれもほしー、これもほしー」ってなったけど、もう、服にあまり興味がないので気楽。

ひとつは、年をとって、着られる服の範囲が狭まり、いくら、超かわいーミニスカート見つけても、きられないし、デート用の服もいらないし、そうなってくると、あんまり買うものないのでした。

結局、自分の仕事はロケしているか、編集しているか、あとはうちでなにか書いてるか、なので、カジュアルな服しかいらないのよね。

もちろん、ロケにおしゃれしていってもいいんだけど、そんな心の余裕はないし、気が散るから服は地味にしておきたい。

ということで、服がいらないのだった。

節約できるなー。

明日は、芝居を見に行くか、もうひとつのおされデパート、ハロッズとハービーニコルズへ行くか、考え中。

気楽ですみません。