山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

才能は隠れていない。

忙しい上に、風邪もひいたようで、弱り目に祟り目というやつである。

ふー。

でも、喜ばしいこともあって、劇団ハイバイの岩井秀人氏が、向田邦子賞を受賞されたそうだ。

めでたい。

岩井秀人氏は、数年前に、舞台を見に行って、「すごい面白い!なんで、今まで知らなかったんだ」とおのれを悔やんだほどだった。

以来、欠かさず舞台を見ているけど、劇作家としても俳優としても特出して面白いと思っていた。

が、私のまわりではまだまだ知らないひとも多かった。

しかし、やはり、才能というものは必ず外に出て行くものだなあーと思う。

ここ数年、メジャーになりつつあったけど、今回の受賞でさらにその名をとどろかすだろう。

自分が「これ!」と思ったひと、作品が世界に伸びていくのを見るのは楽しい。

自分の審美眼に自信が持てるからね。

もちろん、自分がいいと思っても、世の中でさほど受けないもの、当たらない作品もあったりする。

それがなぜなのかはわからないけど、しょうがないよね。

ひとことだけ言わしてもらうと、自分はいつも少し早い。

時代に先んじてしまうの…自慢かよ。

でも、だって、そーなんだもの。

いつも少し早い。

生まれるのも早すぎた気がするし。

なんなら、まだ、10代で良かったわ。

……な暢気なことを思いながら、これからも好きなものを見つけて、めでていこうと思ふ。