山田あかねの一喜一憂日記

テレビディレクターをやりながら、小説書いてます。映画も撮りました。脚本なども書いてます。 本、買って下さいね。

はるるの来歴

今日ははるるがどこから来たかについて、もう少し詳しく書く。

はるるは2月の上旬、千葉県内で捕獲された…。つまり、さまよっているところを捕まえられたのだ。

捨てられたのか、自分から逃げてきたのか。とにかく、首輪はしていたらしい。

そして、県内の愛護センターに連れて来られた。

収容されていた頃の様子。



ここは最終部屋といわれる部屋で、引き取り手がない場合、処分されてしまうコたちがいる部屋である。

写真の奥、座っている白っぽい犬がはるるである。



ちがう角度から撮られた写真。ここにもはるるが映っている。

この写真の右手、シルバーの扉の向こうが、処分室への通路である。この扉が開き、次の間に向かうのだ。

そして、二度と戻ってくることはない…。

収容された犬のなかには諦めたように体を丸めて眠るコもいる。



そうかと思えば、ひとが近づくと「助けて、助けて」と寄ってくるコもいる。



本当に切ない光景だ。

そんなところにはるるはいた…。

が、「もしかしたら、自分の探していた犬かもしれない」といった連絡があり、収容期限がきれても、はるるはあっち側へいかずにすんだ。(収容期限とは、センターにやってきて1週間である。この1週間のうちに飼い主が引き取りに来ないと、あっち側へ行く事になる)

とにかく、一度は免れたはるるであったが、結局、「自分の探していた犬じゃなかった」ということで、引き取りをキャンセルされてしまったという。

危うし、はるる。

ここで救いの手が差し伸べられなかったら、今、うちのリビングのソファでお腹を出しているはるるはもう、この世にいなかっただろう。

ところが、救世主はいたのである。

千葉県を中心に犬猫の保護を行っている、「ちばわん」のメンバーがはるるの引き出しを決めた。

このコなら、きっと新しい飼い主が見つけられるだろうと判断したのだ。



様子を見てもらっているはるる。

こうして、はるるは大部屋から、個室(といっても、ケージだけど)に移された。



この後、私と運命の出会いをするまでに、なぜかまた、大部屋送りになっており、出会ったころは、同室のシェパードにいじめられてボロボロであった。

けど、会えた。そして、うちに来た。



(写真は、弟の「なつ」とくつろぐ、はるる)

今はホントにリラックスして楽しそうに過ごしている。

心から良かったと思う。

けど、今でも動物愛護センターではたくさんの犬猫たちが、誰にも迎えに来てもらえずに、悲しい結末を迎えている。

犬を飼う前に考えよう。本当に最後まで飼えるのかどうか。

犬を飼う前に考えよう。ペットショップに行かなくても、血統書つきじゃなくても、たくさんの可愛くて賢いコたちが、センターで待っていることを。

由緒正しいゴールデンレトリーバーを溺愛してきた私が言うので間違いない。血統書なんてなくても、純血種じゃなくても、子犬からじゃなくても、犬たちは、私たちをまっすぐに愛してくれる。そして、雑種の子たちはびっくりするほど賢い。

少しでも無駄に殺される犬猫が減りますように。

今日の動物愛護センターでの写真は、すべて、「ちばわん」センターレポートから頂戴しました。

以上、文責はすべて、山田あかね、つまり、わたくしにあります。

愛護センターに直接連絡したりしないように。(写真は数ヶ月前のものです)

ちばわんさんが里親募集をしている犬については、直接、ちばわんさんへお問い合わせ下さい。

ブログやツイッター見て、「わ、かわいそー」なんとかしなきゃ!って思うのはわかるけど、勢いで行動なさらないように。

いたずらに誰かを責めないように。

自分が何もしていないことを棚に上げて、誰かをバッシングしないように。

「かわいそう」「命を大事にしたい」とは誰もが思うこと。

それを声高に叫ぶことは、あなたの心の位を上げることにつながらない。

一時の感情に左右されずに、冷静に犬猫の命を考えよう。

自分の時間を削って、犬猫の命のために、無償で働いているひとがいる。

本当に涙が出る。立派な行いだよ。

今、そういう方々を中心に取材を進めている。(取材の途中で、はるるを引き取ってしまったわけですが…)

それがせめて、自分にできることだからね。