山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

犬と栗。

数日前に栗を買ってきた。



これを茹でて、栗ご飯とモンブランを作ろうじゃないか、と思い立ったのである。



一晩、水につけたあと、著名な鍋で茹でる。

ここまでは簡単であった。

その後、犬と映画を見たり。



エロいシーンに興奮する、オス犬、ナツ。

(映画は、「ふがいない僕は空を見た」より)



ハルル(犬)に見つめられたり。



再び、映画を見たり。

タイトルバックには全然興味を示さないナツ。

俺を見ろ!とばかりに。

(映画はフランス映画「最強のふたり」より)

で、栗はどうなったかというと…



こんな感じ。

とてもいい状態で茹で上がり、皮を剥いているうちに、これがなかなか手間で、

ひとつ剥く→食べる

ひとつ剥く→食べる

を繰り返した結果、栗ご飯とモンブランどころか、これしか残らなかった…。

そのまま食べて美味しいのだから、別にいいんだけど。

しかし、栗ってもうちょっとこう、簡単に剥けたらいいのにね。

牡蠣やアサリなどの魚介類にしろ、固い殻にはいっているものは、美味しいものが多いなー。

固い殻に閉じこもっていて、とっつきにくい人ほど、中身が濃くて魅力的なことに似ている…かな?

そんなことを思いながら、延々栗の皮を剥いたのでした。

喪中なので、さぼっていても誰にも怒られないところがいいね!

…って、実は、普段から、さぼっても誰からも怒られはしないけど…。

自営業だし、フリーだしねー。

一番責めてくるとしたら、おのれ自身なのであった。

栗ってしみじみ、造形的にかわいらしい。