山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

犬とアップルパイ。

先日は、秋の味覚、栗でモンブランと栗ご飯を作ろうとして挫折したけれども、
今回、同じく、秋の味覚、リンゴ、それも甘酸っぱい紅玉でアップルパイを作ろうと思い立った。

リンゴは、赤ワインとバターとオリゴ糖で煮ました。

レシピにはグラニュー糖で煮ろと書いてあったけど、そんなのないので、いただきもののオリゴ糖、それだけだと味が心配だったので、安い赤ワインをジャブジャブ入れて煮ました。

で、ある秋の昼下がり、発作的に作り始めた。



使用したのは、冷凍パイシート。

これ、簡単だし、結構美味しいのでよく使ってます。

オーブンに入れるとパイの香ばしい香りが漂い、ハルル(犬)がうっとりと眺めている。



で、焼けた。



リンゴのサイズがまちまちだったので、内臓が飛び出しているものもある。

舌を出しているようにも見え、ちょっと気品にかけるか…。

いろいろずさんなので、こういう結果になる。



ナツも机の陰から事態を見守っている。

が、形が多少へんでも、犬に上げたりはしないのだ。

仕上げにあんずジャムを表面に塗って、てかりを出す。



本来は卵の黄身を塗ってさらにジャム、のはずだけど、黄身ぬりは、面倒なので飛ばした。

リンゴを煮るのに10分ほど。パイに整形するのに10分ほど。オーブンで20分。

合計40分でできるのであった。

紅玉の酸っぱさとあんずジャムの甘みでたいへん、美味であった。

秋の味覚まつりは、当分、続く。