今回、同じく、秋の味覚、リンゴ、それも甘酸っぱい紅玉でアップルパイを作ろうと思い立った。
リンゴは、赤ワインとバターとオリゴ糖で煮ました。
レシピにはグラニュー糖で煮ろと書いてあったけど、そんなのないので、いただきもののオリゴ糖、それだけだと味が心配だったので、安い赤ワインをジャブジャブ入れて煮ました。
で、ある秋の昼下がり、発作的に作り始めた。

使用したのは、冷凍パイシート。
これ、簡単だし、結構美味しいのでよく使ってます。
オーブンに入れるとパイの香ばしい香りが漂い、ハルル(犬)がうっとりと眺めている。

で、焼けた。

リンゴのサイズがまちまちだったので、内臓が飛び出しているものもある。
舌を出しているようにも見え、ちょっと気品にかけるか…。
いろいろずさんなので、こういう結果になる。

ナツも机の陰から事態を見守っている。
が、形が多少へんでも、犬に上げたりはしないのだ。
仕上げにあんずジャムを表面に塗って、てかりを出す。

本来は卵の黄身を塗ってさらにジャム、のはずだけど、黄身ぬりは、面倒なので飛ばした。
リンゴを煮るのに10分ほど。パイに整形するのに10分ほど。オーブンで20分。
合計40分でできるのであった。
紅玉の酸っぱさとあんずジャムの甘みでたいへん、美味であった。
秋の味覚まつりは、当分、続く。