山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

本「映画から見える世界」

上野千鶴子さんから、新刊を頂戴しました!

その名も「映画から見える世界」(第三書館)

絶賛発売中。



(scanerの調子が悪く、画質が不鮮明で失礼します)

上野千鶴子さんの映画評です。

世界中の映画、およそ80作について、上野さんならではの独自の視点から論じられています。

1.みんな老いさらばえて長生きしよう 

  『愛、アムール』『母の身終い」…

2.この女の生き方を見よ、見つめよ

  『ハンナ・アーレント』『アルバート氏の人生」…

など、いろんな副題がついた、全8章からなります。

それぞれの章に何作かの映画がとりあげられています。

そして…

その中に、わたくしの映画「すべては海になる」も含まれておりまして。



第七章の「それでも人は生き続け、暮らしていく」というカテゴリーでございます。

ありがたいです。うれしいです。

初めての監督作なので、いろんな意味で思いはひとしおなんであります。

懐かしい反面、まだまた、痛みが残るような部分もあります。

が、それを糧にして、今年はなんとしても、新作にこぎ着けます!

実は今夜、新しい脚本を書き終わったところだったので、ベストタイミングでした。

それにしても、上野さんは精力的です。

つい最近、山梨県の講演会で、トラブルがあり、それを越前裁きよろしく、あざやかにくぐり抜けたと思ったら、次々と新刊を出されて。

あの山梨の講演の時も、

「ケンカ相手には、ちゃんと逃げ場を用意してから、けんかする」

というけんか道を見せてくださいました。

私も今年は、「けんか」が起きそうな案件をいくつか抱えているんですが、上野先生にならって、相手を追い詰めないで、ちゃんと逃げ場を用意して、けんかしようと思いました。

え?けんかをやめるのではなくて、「する」って?

はい。

中島みゆきの「ファイト」という曲がありますが、いつもこの歌詞の気分です。

ファイト!
闘う君の歌を 闘わない奴等が笑うだろう

ファイト! 
冷たい水の中を ふるえながらのぼってゆけ

ということで、私も闘い続けとうございます。

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