山田あかねの一喜一憂日記

テレビディレクターをやりながら、小説書いてます。映画も撮りました。脚本なども書いてます。 本、買って下さいね。

映画「すーちゃん、まいちゃん、さわ子さん」

最近、ブログを書くのがなんとなくこわくなった。

FACEBOOKなどの知り合いのみのところで何気ないことを書いているので、こっちのオープンなところで書くと緊張するようになってしまった。

もとより、小説とかエッセイとかも書いて来たのだから、それらは全くオープンでやってきたのだから、今更怖いもないはずだけど、編集者がいて、いくつものチェックを乗り越えて、本や雑誌になる原稿と、深夜の思いつきを書いたものとでは、リスクがやっぱり違うよね。

思わず書いてしまったことがひとさまを傷つけるかもしれないし、怒られるかもしれないしね。

でも、まあ、いいや。

さっき、録画してあった「すーちゃん、まいちゃん、さわ子さん」という映画を見ました。

漫画原作で、柴咲コウ、真木よう子、寺島しのぶ、の3名が30代の迷える女性を演じている映画です。

柴崎さんは、カフェに勤務して、調理を担当している。

真木さんは、建設会社(おそらく)の営業職。

寺島さんは、実家で母と介護の必要な祖母と暮らしながら、WEBデザイナー(おそらく)をしている。

3人とも、まじめで誠実な人柄で、それゆえか、恋愛があまり得意じゃなく、結婚の気配もなく、地味な暮らしをして、三人でピクニック行ったり、鍋をやったりしています。

そんな3人におとずれる、小さな出来事を見せていく、という作品でした。

ちょっとした片思いとか、結婚しようと思ったひとへのズレ、とか、まあ、ささいなことを描いているんですね。

ある意味とてもリアルで、共感するひとは多いのではないかと思いました。

地味でまじめで、優しい30代の、恋愛がちょっと苦手な三人。

自分は、あんまりまじめじゃなかったし、まわりの混乱気にせずに生きてきてしまったので、わかる、わかるみたいにはならなかったけど、なんか、よい感じの作品だなあと思いました。

けど、そんなに大ヒット作ではないよう…。

共感出来る人、多そうなのに、なぜなんだろう。

いや、映画の殆どはヒットしないのだから、そういうもんかもしれないけど。

あるいは、リアル過ぎるよりも、ファンタジーの要素が入っていたり、漫画みたいにキャラクターが強烈にたっているほうが、お客さんにはインパクトがあるのかなあとも考えました。

それとも、こんな風に生きているひとは案外、いないのか…とも。

どこかの調査で、女性が結婚しない理由の一位が、「自由がなくなるから」ってあったけど、結婚への憧れみたいなものはすでに底をついているのかもしれない。

柴咲コウさんが演じた、すーちゃんの恋はかわいらしかったな。

そして、その結末は、「あーあるある」と思いました。

真夜中の映画評でした。