ハルは見る方向によって、違って見える。
時に同じ犬?と思うほどに。
以下は、同じ寝姿を三方向から撮ったもの。
正面から見たハル。
センターの鼻が強調され、ブタっぽさがある。
やや回り込むと…
斜め横から見たハル。
すっとしたハナが美しく、シェパードのような味わいが出てくる。
さらに回り込むと…
斜め後方から見たハル。
今回強調されるのは、長い立て耳。
周囲の音を聞き漏らさんとしている様子がよくわかる。
このようにどの位置から撮るかによって見え方は異なる。
これは何もハルに限ったことではない。
あらゆるものごとは、視点の定め方と描き方によって違って見えるのだ。
どこに視点を取るかが、作者の個性となる。
視点のパクリも立派なパクリである、
と一言苦言をていしておこう。
ちょっと苦い話を思い出したけど、ここまで。
まぁ、いいじゃないですか、とナツも言うので。
クリエイターの皆さんは、
ひとが苦労して作ったものの上っつらだけなぞって、平然とする人にはならないで下さいね。
自戒も込めて。
単にハルを撮っていたのにいつの間にか、
濃い話になってしまいました。
これも個性と言えばそうでした。
今日は、四年に一度のオマケの日だから
お休みします。