山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

渋谷昶子監督のこと

2月1日になりました。

一年前の今日、渋谷昶子監督が、旅立たれました。

入院中の病院から抜け出し、一緒に夜ご飯を食べたあとでした。

大好きなビールをジョッキで飲み、

鰻、お寿司、デザートの白玉あんみつまでぺろりと。

次に会うときは、ハンバーグ作って来ますね…と約束したのに。

その夜、帰らぬ人となりました。

今日は、渋谷さんが眠る、多聞寺(墨田区)に行ってきました。

緑豊かで、静かなお寺です。




映画監督・新藤兼人さんがデザインした「映画人の墓」

お花とお線香をお供えして、渋谷さんに挨拶しました。

どうですかー?って。

お酒がないよーって笑っていたかな。

渋谷さんにはたくさんのことをおそわりました。

やさしくて、きびしくて、愛らしいひとでした。



帰りには、偶然出会った、参拝仲間と、最寄り駅で献杯しました。

渋谷さん、またね!