あっという間に1ヶ月も過ぎてしまいました。
何をしていたかというと、
*phaさんシリーズのその後を撮っていた
*犬猫シリーズのその後を撮っていた
…んですね。
撮影が始まってしまうと、心騒がしく、なかなか書けなくなります。
あ、その他、明治維新関連の特番の構成などもちょっこりやってました。
そこで、西郷隆盛がつれていた犬の名前が,「ツン」ということを知りました。
まあ、それはともかく、犬猫関連の取材では、考えさせられることが多かったです。
主に、多頭飼育崩壊を取材していますが、
一人暮らしの方が、100匹猫を飼っていたりと、
「なぜ、こんなことになってしまったんだろう」という思いにとらわれます。
だれもが最初は、
「犬、かわいいね」
「猫、好き」
くらいの軽い気持ちで飼い始めるのに、
あれよ、あれよと増殖して、自分では手に負えない状況になってしまうんだと思いました。
その時、まわりに相談できる人や、助けてくれるひとがいれば、
大事には至らないけれど、そういう相手がいないと、どんどん、問題が大きくなってしまう。
そこにあるのは、圧倒的な孤立なんです。
孤独、というより、孤立ですね。
ちょっと手を差し伸べてくれるひとがいたら、そこまではいかないのではないか、
これは犬と猫の問題というより、そうなってしまう人の問題なんだということを強く思いました。
そのことを、どう伝えて行くかがこれからの課題です。
ただ、犬や猫の命を守ろう!…というだけでは、彼らを救うことが難しい。
やはり、飼い主である人間を救えるシステムがなければ、いつまでたっても解決できないのではないか、
と思うようになりました。
取材はまだまだ続きます。
そして、もうひとつのテーマ、
「働きたくない」ひとたちの物語も、引き続き、取材中です。
ふうむ。
どうなることやら。