山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

年賀状の意味。

いろいろあって、あわただしい年の瀬である。
特に年の瀬だからって、実際はなにもないんだけど、ちょっと家族に病人が出たので、心騒がしい。

そんななか、年賀状を書く。小説を書くにはなかなか集中できないし、ただでさえ、めちゃくちゃな睡眠時間が病院泊まり込みなどをはさんで、さらにめちゃくちゃに。いったい、いつ、眠くて、どれが仮眠でどれが本眠か(って言葉ないけど)わからない感じ。2時間くらい寝て、また起きて…の繰り返し。

そういう精神状態で年賀状を書く。書いているうちに、いったい自分はなにをしているのだろう…という根源的な疑問が湧いてしまう。近況を印刷した葉書に、住所を書き、ひとことふたこと添える。この行為に意味があるのか?などと睡眠不足のために考え込む。が、ある!あるのだ!と順序だてて整理して結論する。

意味は
1)年賀状のやりとりだけでつながっている、遠方の方やかつて友達だったけど、時間が過ぎて、会うこともなくなったひととの交流。うん、意味あり!

2)お礼とか。
  今年1年、仕事などでお世話になった方への、お礼とご挨拶。はい、大切なことだ。

3)宣伝
  年賀状をきっかけに、「ひとつ、山田の本でも読むか、映画でも見るか」と思ってもらえるかもしれず、
  また、「山田に仕事でも与えるか」と思ってもらえるかもしれない。

4)自分の切り替え。
  年が変わっても、別に何が変わるわけじゃない…とも言えるけど、せっかくの機会だから、気分転換と考える。目標の設定しなおしとか、気分の問題だ。気分ってすごく大切だし。

というわけで、年賀状を書くのは意味があるのだ。と言い聞かせて、書き終わり、さっき、ポストに行ってきた。手紙書くのは好きだけど、最近はもっぱらメールになっていて、文字そのものを書くのが、結構たいへんだった。漢字を忘れてるし。それと、宛名も手書きなんだけど、多くのひとがやっているように、パソコンに入力したらもっと簡略化できるのではないか…と何度も思ったけど、実行せず。ま、いいか。住所書くのも、結構楽しいから。へえ、このひとは、こういう住所に住んでいるのだな…などと思うしね。

残りの今年もがんばろー。