山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

女は35歳まで?

アメリカのテレビドラマ「THE SEX AND CITY」で、シャーロットの36歳の誕生日を祝うために、女友達4人でアトランティックシティにでかける、というエピソードがあった。 アトランタシティにはカジノがあって、ミニ・ラスベガス状態なんだけど、そこで、4…

コンテンツ小説

数日前の朝日新聞に尊敬する編集者の藤本由香里さんが、小説のコンテンツ化について書いていらした。 携帯メールから生まれたベストセラー小説「DEEP LOVE」の作者、YOSHI氏は、小説を書いた、というより、いろんなメディアで使えるコンテンツを作った、と述…

強迫的な彼女。

ひとりでパソコンにばかり向っていると、だんだん煮詰まってくるので、気分転換もこめて、今日は、中村うさぎさんを取材したドキュメンタリー映画「UTAKATA」を渋谷で見てきました。 見て良かった、と思った。ずいぶん気持ちが楽になった。ああ、このひとは…

ペ・純愛

ぺというのが韓国語でなにを意味するか知らないけど、気分的には 「ペ・純愛」なので。 純愛ブームみたいなのが嫌いだし、うんざりするので、 ペッペッという気持ちを表わしてみました。 で、そんなの私だけかと思ってたら、舞城王太郎さんの「好き好き大好…

逆・食用おやじ

「食用おやじ」はとても受けて、いろんな意見をいただいた。 なかで、出色だったのが、「SFにしなよ」ってやつ。 そこで、一句。 未来の東京には、美女を釣りにつかって、食用おやじを集め、 なんらかの需要にこたえる食用おやじ工場があった。 そこら逃げ…

おかえり組

いつかこういうエピソードを書こうと思ってます。 アービングの小説に「熊を放つ」というのがありますが、これは動物園の熊を解放するお話です。 で、「犬を放つ」 日本では今、年間20万匹の犬が保健所などで安楽死させられています。 殆どは野犬でも問題…

ぶたれた犬

実は今、小説を書いているのですが、毎日いろいろ悩む。 これでばっちりだ、と思っていたことが始めてみるとそうでもなく思える。 こんなんじゃだめだ、と思って投げ出して、翌日読んでみると案外イケてたりする。 こんなことを毎日毎晩、四六時中やってます…

おっぱいは企画書である

いきなりなタイトルですけど、 おっぱいは企画書のようなものだ と知り合いのテレビドラマのプロデューサーが偉そうに語っていて、それがちょっと面白かったので。 テレビドラマを作る時には、まず、こんな感じのストーリーとテーマでってことで企画書を作る…

ちゃんこ屋騒動

くよくよしていても仕方ないので、神楽坂に美味しいちゃんこ屋があると誘われ、出かけた。 なるほど、ちょっとわき道に入ったところにある、なかなか風情のある店だった。 が、第一の不安がすぐによぎる。 個室を予約していたはずなのに、店の人には通じてい…

脱・恋愛

昨晩、角田光代さんの「対岸の彼女」を読んでいて、なんだかはっとさせられた。 この小説のテーマは、女同士の友情といえるかもしれない。 女性が主人公の小説っていえば、テーマは恋愛と決まったようなもので、不倫であろうと純愛であろうと、性愛であろう…

渡部絵美セクハラ事件に思う

今週発売の週刊「文春」に、アイススケートの選手として活躍した渡部絵美さん(45)が、西武の堤義明氏(70)から受けたセクハラについて、告白していた。 買い物のついでに記事を立ち読みした。 事件は当時17歳だった渡部さんが、堤氏から執拗に性的…

私をふった○人のオトコ

「私をふった5人の男」というドキュメント小説を読んでいます。 作者は、スーザン・シャピロという39歳のアメリカ人女性。 (ニューヨーク在/ジャーナリスト) すでに結婚しているんだけど、子供はできず、雑誌のライターなんだけど、なかなか本を出版で…

銀座のホステス化現象

大きくは、「食用おやじ」の続編です。 思うんですけど、日本の女性は、ある時期から、「銀座のホステス化」したんじゃないかと。 銀座のホステス化、というのは、外見(服装やメイクなど)から振る舞い方から男性とのつきあい方に至るまで、かつては、玄人…

食用おやじ その2

昨日、「食用おやじ」について記したところ、驚異的なアクセス数を記録しました。 新年明けてからは「芥川賞作家のマクラ」を抜いて、トップに踊り出ました。 ので、今日も同じテーマで。 みなさん、「食用おやじ」にこんなに興味があったんですねえ。 昨夜…

食用おやじ

食用おやじとは、食用カエル、食用カタツムリ等と同じで、料理に使われる食材のひとつである。 年代ものほど、味わい深く、その分、値段も張る。一部のグルメの間で最近、評判になっているジビエのひとつだ。 というのは、大嘘で、「豪華なレストランに連れ…

95年 関西大地震

ETV特集で、作家の高村薫さんが、10年前の関西大地震について語っておられた。 いわく、あの地震を経験してから、書くものが変わった。 6000人ものひとが亡くなったことを忘れることはできないし、そのことを強く意識して書くようになったと。 私は、…

人生、最後の仕事

六本木ヒルズのツタヤによく行きます。 レンタルビデオ/DVDを借りたり、返したりした後、隣の24時間営業のフードショーで食料品を買う、というのが、昼夜が逆転したままの、私の生活を支えてくれてます。 で、時々、一階の本屋部分も覗く。 ここは、普通…

カラダにいい本

芥川賞/直木賞、発表になりましたねえ。 いやあ、私の希望通り (ってなんの影響力も関係もないけど) 角田光代さんと阿部和重さんが受賞されましたねえ、よかった、よかった。 競馬ではないので、当たったからといって儲かるわけではないですが、嬉しいで…

モテるか、モテないか。

昨晩、「野ブタ。をプロデュース」という今回の芥川賞候補にもなっている小説を読んだ。 (詳しくは、ブックレビューへどうぞ) で、思ったけど、小説って、もてるひとが主人公の場合と、もてないひとが主人公の場合にざっくり分けることができるよね。 (ざ…

強運を呼び込むには。

これを書いているのは、1月11日の深夜で、正確には12日と記録される。 ので、1月10日はおとといってことになるんだけど、 (ああ、前置きが長い) 10日に、PHPスペシャルという雑誌が発売になってるはずです。 テーマは年の初めに相応しく、「強運…

ウナギはどこへ行く。

今日は、久しぶりにウナ重を食べた。 年末から新年へと続くお休みのおかげで、外で食事をすることが多かったけれど、 もう、なんて言うか、特に食べたいものも、行きたい店もなくなってしまった。 というと、ずいぶんと贅沢だけど、追求型グルメでもないので…

絶望のなかの希望

2005年になってから、ずっと尊敬する作家のHと一緒にいる。 Hは多くの人が知る作家ではないけれど、21世紀の今でも間違いなく重要な作家であるし、文学に向かう真摯な態度は、ほんとに見習うところが多い。 Hを紹介してくれたのは、やはり売れっ子作家…

迷い犬

昨日、逗子にあるマリーナのひとから電話があって 数日前から、ゴールデンレトリーバーがマリーナのなかをうろうろしているのですが、お宅の犬ではありませんか、と言われた。 え、そんな。 飼い主が引きこもって、世をはかなんでいたせいで、うちの犬たちは…

【出版】『PHPスペシャル』2月号にエッセイ掲載

月刊誌『PHPスペシャル』2月号 発売:05年1月10日 発行:PHP研究所 価格:330円 タイトル「運が必ず強くなる習慣術」 エッセイを書きました。 サブタイトル「本当に欲しいもののために、地道に生きる」 これまでの人生を振り返り、果たして、山田は…

バスタオルの巻き方/巨乳

そんなわけで、「芥川賞作家の枕」>「直木賞作家のフトン」でした。 アクセス数的には。 そんなことはともかく、今日はついにジムに行きました。 およそ2か月ぶり。 真っ暗な気分の12月、慌ただしかったお正月が終わって やっと、平穏な暮らしが戻ってき…

直木賞作家のフトン

いやあ、芥川賞、直木賞の候補が発表になりましたね。 ふむ。 などとまるで関係者のように言ってますけど、残念ながら、ほとんどなんも関係ないです。 (しかし、いつか関係したいものだ) 今日が候補の発表日とは知らずに、昨日、「芥川賞作家のまくら」と…

芥川賞作家のまくら

「通販生活」という雑誌がある。 販売者のほうに、ひとくせもふたくせもある、というか、いろいろ主張のある物品を扱う、通信販売の雑誌である。 ここで売っているものは、売る側がいばっているだけあって、なかなかすばらしいものが多い。 私も、包丁、高い…

ダメ人間、温泉に行く

年が明けてから、毎日日記を書くことにしました。 糸井重里さんのところのサイトは毎日更新され、それってなんだか心強いということに気づいたからです。 ああ、このひとも毎日、生きているのね、と実感できて。 何者でもない私なのに、無料で毎日書くという…

正月なんてキライだ

やっと、やっとお正月が終わる。 世の働くみなさんには申し訳ないけど、お正月なんて早く終わってほしかった。 だいたい12月~1月というのは慌ただしく、 クリスマス、忘年会、新年会と行事が多くて苦手である。 心が平静でいられない。 東に宴会があれば…

接待散歩

私くらいの年齢になると、「接待ゴルフ」や「接待麻雀」というものがある。 が、私はフリーだし、人付き合いが悪いし、ゴルフも麻雀もやらないので 誘われないし、誘われても行かないであろう。 が、同世代の男子などを見ていると、正月早々ゴルフなどに 出…