山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

岡本かの子

松尾スズキさんが出ているので、NHKドラマ「TAROの塔」を見ました。 画家の岡本太郎さんの自伝ドラマですが、全体的に再現ドラマっぽかったです。もちろん、事実とその人物像に迫る演出方法だから、ドキュメンタリー&ドラマのテイストになるのは仕方ないの…

祭りについて。

歯医者さんで、ちょっとだけ雑誌「アエラ」を読んだ。 なかに、ツイッターに関する記事があって、ツイッターというメディアに対して、結構批判的だった。 ツイッターでは、まわりの雰囲気に合わせる感じがあって、正直につぶやけないから、やめていったひと…

TVドラマ「Breaking bad」

アメリカのテレビドラマ「Breaking Bad」が面白い。 某人気脚本家さんがはまっているという噂を聞いて、すぐに入手。 そしたら、同じくはまったー。 ツイッター情報によれば、スティーブン・キングも褒めているらしい。 ざっくり、内容を説明すると、主人公…

大切なことはみんな君が教えてくれ。

ツイッターで、歌人の枡野浩一さんが、不思議な詩…詩みたいなものを書いている。 たとえば、タイトルにした、「大切なものはみんな君が教えてくれ」 言わずとしれた、現在、フジテレビで放送中の「大切なものはみんな君が教えてくれた」のもじりである。 普…

人の本性は行動にあらわれる

クリストファー・ノーラン監督祭りをやっているので(勝手に、自分で)、今日は、映画「バットマン・ビギンズ」を見ました。(@dvd)。 自分は、バットマンやスーパーマンなどのヒーローものにあまり関心がなく、なので、熱心な観客じゃなかったんだけど、…

映画「following」

今週はバタバタと忙しかったなー。 ようやく、今日になって一段落。ってことで、借りたままになっていたDVDを見始めた。 最初の一本は、クリストファー・ノーラン監督のデビュー作「FOLLOWING」。 主人公はロンドンに暮らす、20代の作家志望の青年。作家志望…

山梨文学シネマアワード2011

2月13日に山梨文学シネマアワード2011というのがあり、甲府市の湯村温泉に行って来ました。 朝、衣装を忘れるという失敗をして、集合の新宿駅から1度家に戻って、1時間遅れで到着。 豪華な温泉旅館・常磐ホテルに泊めてもらって、にぎやかな催しでした。 な…

45歳までにしておきたいひとつの事柄

日本人の平均年齢は45歳だってことをツイッターを通して、このサイトを教えてもらって知りました。 ざっくり見ていくと、イギリスやフランスでさえ、平均年齢40歳くらいなのに、日本は45歳って、ホントに年寄りの国だったんですね。 若いひとの多い国は活気…

舞台「ザ・シェイプ・オブ・シングス」

今日は、青山円形劇場にて、翻訳劇「ザ・シェイプ・オブ・シングス」を見て来た。 演出はポツドールの奇才、三浦大輔さん。脚本は、アメリカで映画監督もしているニール・ラピュートさんという脚本家による、01年初演の問題作。 さらに主演は今をときめく、…

薄明かりの中で。

正直に言えば、去年の10月から時間は止まったままだった。 というか、心は固まったままだった。 10月21日の早朝にミニが死んだ。人生でこんなに悲しい出来事はなかった。小学生4年の時、家族のなかで一番慕っていた祖父が亡くなった。その時もこれで…

映画「あしがらさん」

昨日は、大倉山ドキュメンタリー映画祭にて、「あしがらさん」を見た。 あしがらさんとは、新宿で野宿をしていた男性の名前(愛称)である。「犬と猫と人間と」の監督、飯田基晴さんの作品ということで、見にいった。 飯田監督は、新宿で路上生活者の支援ボ…

ハイコンテクストな映画って。

今、求められている映画ってなに…ってことについて、考えた。 昨日、映画「ノルウエイの森」を現代アートの村上隆さんが絶賛していることについて書いた。これは、ツイッターでもまとめた。 村上さんがこの映画を褒めるポイントは、ハイコンテクストだってこ…

映画「ノルウエイの森」再び。

映画「ノルウエイの森」について、再び、書きます。 自分なりの解釈はもう、終わっているんだけど、村上隆さんが絶賛していると聞いて、どのあたりを褒めているのか知りたくなったのでした。 それは多分に、「芸術闘争論」を読んでしまって、この方の考え方…

70代まで撮り続ける覚悟。

今日は、大先輩の監督、渋谷昶子さんのお宅で、女性監督が集まっての新年会でした。 メンバーは関口祐加さん、三浦淳子さんと私の計4名。 渋谷さんは、一昨日に感想を書いた、日本の女子バレーのチームを描いた「挑戦」(64年カンヌグランプリ)の監督で、以…

「やりたいことだけやる」のはダメみたい。

村上隆さんの「芸術闘争論」を読んで、考えこんでしまうことが多かったので、少し。 村上さんは、現代ARTの作家です。現代美術のなかにアニメやフィギュアを取り込んだ作品で、名を馳せ、ルイ・ヴィトンとコラボレーションしたり、最近だと、ベルサイユ宮殿…

ドキュメンタリー映画「挑戦」

今日は、DVDで1964年にカンヌ映画祭の短編映画部門グランプリをとった、ドキュメンタリー「挑戦」を見た。 監督は、当時電通に勤めていた、渋谷昶子(のぶこ)さん。 監督協会が縁で知りあった、ベテラン監督である。現在、70代であるにも関わらず、ライフワ…