小説以外の本
phaさんと伊藤洋志さんの共著「フルサトをつくる」を拝受した。 タイトルの「フルサトをつくる」を見ると、普通のひとは「?」となるはずである。 フルサトをつくるだって?そんなことできるわけないじゃん…。 だが、いや、しかし。 「故郷」はこれまでもい…
上野千鶴子さんから、新刊を頂戴しました! その名も「映画から見える世界」(第三書館) 絶賛発売中。 (scanerの調子が悪く、画質が不鮮明で失礼します) 上野千鶴子さんの映画評です。 世界中の映画、およそ80作について、上野さんならではの独自の視点…
北原みのりさんより、新刊を頂戴した。 ありがたいねー。 これからゆっくり読みたい。 アエラでも壇蜜さんと対談しているみたいで、注目されてるよね。 北原さんはフェミニストであることを隠さない。 潔いよね。 自分はその点、弱い。 テレビの会議などで、…
「たたかえ!ブス魂」の紹介記事を、毎日新聞の女性向けのサイト毎日キレイに書きました。 よろしかったら、ご覧くだされい。 「ブス」ものはやはり、ここのところのテーマでありますな。 っていうか、ようやく、メジャーになった。 昔は口にするのもはばか…
よい知らせなので、ここにあげておきます。 ずいぶんまえに、脚本として参加した、テレビドラマ「すいか」のシナリオブックが文庫本として出版されました。 全10話のうち、一話だけ書いております。 第7話。シンギングドッグ、つまり、歌う犬が出てくる、そ…
「あまちゃん」や「半澤直樹」「風立ちぬ」などが流行っているさっこん、 2004年から放送が始まったアメリカのテレビドラマ「LOST」を今更、一気見している、周回遅れどころではない私でございます。 それも第6シーズンに入り、あと数本で見終わるところまで…
今、「AV女優の社会学」という本を読んでますが、 最近、AVについてよく考えてます。 というか、「性の商品化」とはなにか、ってテーマに関心があります。 …といいつつ、これ、アマゾン連携へのテストです。
人気ブロガーのちきりんさんの「未来の働き方を考えよう」を読みました。 「働き方が変わる」みたいなことがよく言われているから、参考にしょうと思った次第です。 ざっくり内容は、今後は、グローバリゼーションとIT化によって、今までとはちがう働き方、…
上野千鶴子先生から本を頂戴した。 (先生と呼ぶと叱られるのですが、今回は「身の下相談」の先生という意味で呼ばせていただきます)。 朝日新聞に掲載されいてた、「悩みのるつぼ」の書籍化であります。 新聞掲載時に時々読んでいたのですが、こうして一冊…
映画「ドラゴン・タトゥーの女」の原作、「ミレニアム」にはまったあげく、この本『ミレニアムと私」を手にした。 ミレニアムの作者、スティーグ・ラーセンは、全世界で6千万部まで売り上げた小説を書いていながら、出版を前にして、2004年11月に50歳の若さ…
昨日、「ニートの歩き方」を読んで感じたことを書いたけど、(しかも、長い!)、まだ、言い足りないというか、書きたいことがあるので、つれづれなるままに書く。 昨日、最初にあとから書く、と言っておきながら書かずに終わらせた「映画が見られない」とい…
最近、「ニートの歩き方」という本を読んだけど、すごく面白かった。 っていうか、いろいろ考えてしまった。 きっかけは、CHIKIRINさんのブログで紹介されていたからだったんだけど、その時、読もうと思ったのは、この著者のphaさんが、「映画を見られない」…
「毒婦」の感想を読みに来る方が多いようなので、続編を書いてみたい。 前回も東電OLとの比較をしたけれど、木嶋容疑者と東電OL(被害者ですが)、共通点は援助交際以外にもあると思う。 それは、どちらも「父の娘」であること。 「父の娘」というのは、父か…
『すべては援助交際から始まった… 「毒婦」北原みのり著((朝日新聞社)を読んで)』 「毒婦」とは、今年の4月13日に死刑判決を受けた木嶋佳苗容疑者のことである。インターネットで知りあった複数の男性から一億円以上のお金を受け取り、そのうち3名を殺害…
昨日、川本三郎氏の「マイバックページ」の感想を書いたけど、続き。 この本は、川本氏が、朝日新聞社時代に、学生運動家と知り合い、そのひとの起こした事件(殺人事件)によって、新聞社をクビになり、逮捕されるまでの出来事とその時々の思いが書かれてい…
梅雨空の安田講堂@東大。 映画「マイバックページ」を見て、いったい、どんな原作なんだろうと興味を持ち、さっそく、川本三郎の本「マイバックページ」を読みました。 いやー、なんというか。こういう文章、こういう内容、本のたたずまい……すべてがかつて…
今日は新刊書の紹介です。 友人のジャーナリスト、島崎今日子さんから、新刊が送られて来ました。 アエラで連載中の「現代の肖像」のなかから、島崎さんがインタビューした女性16人をセレクトしたもの。 上野千鶴子さんあり、長与千種さんあり、本谷有希子さ…
村上隆さんの「芸術闘争論」を読んで、考えこんでしまうことが多かったので、少し。 村上さんは、現代ARTの作家です。現代美術のなかにアニメやフィギュアを取り込んだ作品で、名を馳せ、ルイ・ヴィトンとコラボレーションしたり、最近だと、ベルサイユ宮殿…
ここのところ、村上春樹さんの「夢をみるために毎朝僕は目覚めるのです」を読んでます。 1997年から2009年までのインタビューをまとめたもの。 どっしりとした本で、とても読み応えがあります。 それで、いろいろ気になったこと、面白いこと、へえと思ったこ…
今は、上野千鶴子さんの新刊「女ぎらい ニッポンのミソジニー」(紀伊國屋書店)を読んでます。 なんと、上野さんから献本してもらったんぞ!(自慢!) 今は、ご存知のようにたいへん辛い時期でして、これまでのようにいろんな出来事を受け付けられなくなっ…
昨日の夜、なかなか眠れなくて、ずいぶん、前に買ったのだけど、そのままになっていた、内藤みかさん著の「夢を叶えるツイッター」という本を読んだ。 ツイッターを始めたころ、ちょっとした企画を思いついて、企画書を書くために、複数のツイッター本を買っ…
枡野浩一さんのエッセイ「あるきかたがただしくない」(朝日新聞社)を読んでました。 ツイッターで、枡野さんと知りあって…っていうのかな、(面識はないです)、自分の映画を見に来てくださったので、エッセイを読んでみました。2005年に発売されたもので…
今日は、「20歳の時に知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義」という本を読んでいました。 数日前に、アマゾンから届いたんですが、なんで、この本を注文したか、すでに忘れてました。きっと、どこかで書評などを読み、読みたくなって注文した…
昨晩より風邪が悪化し、寝たり起きたりの状態。今日の打ち合わせも延期してもらった。 寝床のなかで、仕事の資料を読みつつ、急に思い浮かんだ詩について。…というか、最近、縁あって、ふたたび読み直したので、記憶に残っていたのだ。そして、それが今の気…
写真は大学のときの友達から送られてきた詩集。友人の作品である。 「解決されない和音」 野田修一著 友人は、大学を途中でやめてしまって、故郷に帰った。その数年後、なんとなく文通することになり、何年ぐらいだろう、2,3年間、かなり頻繁に手紙を送り合…
「明日の広告」という本を読んだ。 大ざっぱな主旨は、こうだ。インターネットの登場もあり、消費者は変わった。かつてのような広告の作り方をしていても、消費者は振り向いてくれない。広告の王者だったテレビを見るひとは減っているし、ネットもあるし、だ…
鹿島茂著「悪女入門~ファムファタル恋愛論」という本を読む。 今更、なにかに入門してる場合か…ということではなくて、あくまで仕事の資料として読んだ。けど、すっごく面白かった。19世紀のフランス文学に登場するファムファタル=宿命の女たちを材にとり…
中村うさぎさんの「セックス放浪記」を読む。 面白かったなー。面白いというより、すごい。(あ、また、稚拙な表現が)。デリヘル嬢になってみたり、今度はウリセン少年、買ってるんだ。次々試すところもすごいけど、それを包み隠さず書いてしまうところもあ…
上野千鶴子先生の「おひとりさまの老後」を読んでいる。 さすがに、老後を考えるには早い年齢だけど、上野先生のような方が、老後をどう考えているのか知りたかった。 まだ、途中なんだけど、平均寿命でいうと、女性のほうが男性より10年ばかし長いから、結…
実は昨日は、非常にイヤなことがあって、帰宅後も気分優れず、締め切りを前にした原稿が一枚もかけなかった。自分がこれまで信じてきた、人間の良心みたいなものをほとんど持ち合わせていない、恐ろしく強慾な人間を見て、心のそこから傷ついた。自分からな…