山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

小説以外の本

一発逆転を狙うのって。

「下流社会」っていう本の著者の三浦展さんのインタビューを読んでいたら、無理して勝ち組にならなくていいって若いひとが増えていて、その理由は、普段の生活にだいだい満足しているから、努力してまで、勝ち組になるのはいやだってことらしい。そうなんだ…

都会・自宅・サバイバル

あ、今日は写真なしね。 今日も一度も外にでないまま、日が暮れる。ま、それはそれでいいんだけど、少し浮かれている。なぜ、うかれているかというと、エンタメ的に収穫があったからかしらん。 書き物の一日のノルマの三分の一しかまだ、消化してないんだけ…

職人になるか、芸術家になるか。

たまには、写真なし、とゆうことで。 昨晩は、橋本忍著「複眼の映像、私と黒澤明」を読んでました。天下の大監督、黒澤明がどのようにして、脚本を作っていったかというお話です。脚本家の橋本忍さんは、1950年に「羅生門」という映画で黒沢さんと初めて組み…

小説家と脚本家の違い

カーテンの下の妖精。(夜なので、光量が足りなくてピンぼけで失礼) 今日は、脚本家・橋本忍著「複眼の映像ー私と黒澤明」を読む。(まだ、途中だけど)いやあ、面白いです。自分は脚本も書くし、一応監督もするし、小説も書くので、どのようにして、黒沢映…

旅に出るのはなぜ?

写真は、笑顔のミニとその奥で、夏ばて気味のカナ。(本文にはたぶん関係ありません) ここのところ、東南アジアへの旅モノをいくつか読んだ。椎名誠「怪しい探検隊・バリ横恋慕」(98年刊)、ゲッツ板谷「タイ怪人紀行」(98年刊)、中島らも「水に似た感情…

濃密なアジアの旅とか。

写真は、元気を取り戻したようで、親子でボールをとりあって遊ぶ、ミニ&カナ。(本文にはあんまり関係ありません) 資料読みで、中島らも「水に似た感情」渡辺満里奈「満里奈の旅ぶくれーたわわ台湾」を読む。「水に似た~」は、著者と思われる人気作家がテ…

愛と死と日記をよく読んで。

昨晩は、ヤプログの不調により、書くことができなかった。一日一更新なので、チト残念。そんなわけで、日曜の朝っぱらから日記を書くことに。 昨日は、「31歳ガン漂流」(奥山貴宏著)を読む。31歳で肺ガンにかかり、33歳でなくなった、ポップなフリーライタ…

沖縄は奥が深くて。

世間様は、サッカー色に塗り込められているようですが、一緒に観賞するひとがいないときには、全く関係ない暮らしであります。 今日、読んだ本「ナツコ 沖縄密貿易の女王」(奥野修司著)、おもしろ~かったです。沖縄=戦争or癒しの島的な発想とは違った視…

知らぬ間に浮かび上がるひととなり。

恐ろしい(かもしれない)体験をしました。 ちょっと気になる本があったので、いつものようにアマゾンで検索しました。 「クローゼットの認識論」というジェンダーの関係の本。でもってその関連本なども検索し、レビューを読んでいました。 すると、かなり過…

女とはコスプレである。

中村うさぎ「私という病」/中村うさぎ・小倉千加子「幸福論」の2冊を読む。 前者は、言わずとしれた、中村うさぎさんがデリヘル嬢になった体験記だ。「新潮45+」に連載当時から気になっていたけど、加筆されたそうなので購入。一緒に「幸福論」も買って…

記憶がとんだ。

9月3日(土)と4日(日)がつながってしまったため、(正確にはほとんど寝なかったため)、日にちの途切れ目を自覚できず、毎日更新のつもりが危うくなってしまった。正直、今は、日曜日の夜である。 昨晩はなにをしていたかというと、新渡戸稲造の「武士…