山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

記憶がとんだ。

9月3日(土)と4日(日)がつながってしまったため、(正確にはほとんど寝なかったため)、日にちの途切れ目を自覚できず、毎日更新のつもりが危うくなってしまった。正直、今は、日曜日の夜である。

昨晩はなにをしていたかというと、新渡戸稲造の「武士道」を読んでいたのだった。PHPの連載「女の武士道」を書くにあたって、「武士」関係の本を時々読む。にもかかわらず、この有名な書については、後回しになっていた。が。

面白いじゃん。うは~。知らなかった。そもそも、「武士道」は英語で外国人向きに書かれているわけである。でももって、武士のものの考え方や暮らしぶりの心情などが詳しく書いてあるんだけど、キリスト教との比較であったり、シェイクスピアがこういったとかについて言及してあって、あらなんてグローバルな、という印象だった。

およそ100年前の書物である。その歳月のあいだに何刷りもされて、ひとびとに読みつがれてきたんだなと思う。もちろん、今の時代、今の心情で読むと、「なんだ、そりゃ」と思う記述もある。(主君のために命を捨てても名誉が残るからいいのだ、みたいな考え方)

そんなわけで、「武士道」を読んで徹夜してたら、過去にトリップしちゃって、ブログ更新を忘れたらしい。さっき、確認しようとして、更新されていず、我ながらびっくり。まったくそこらへんの記憶がないんだな。

それは、よっぽど読書に集中していたか、実はその後、エッセイをえいやと書き上げようとしたのに、挫折したからか。

ふう。
眠くて頭がグルグルするけど、これから頑張るのだった。
ファイト、自分に。