2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧
30日づけの「ほぼ日」を読んでいたら、 山田ズーニーさんのコラムに、練度の高い正直さについて書かれていた。とても、心を打たれた。 「練度のたかい正直さ」とは、もともと司馬遼太郎先生がおっしゃったコトバであるそうだが、簡単にいうと、正直なこと…
新聞を読んでいたら、ちかんが増加しているため、女性専用車両が増えるという記事があった。ふうん、ちかんは増加しているわけか。 私は、自慢ではないが、12歳から18歳までの6年間、日本でもっとも混雑する電車の、もっとも混雑する区間、東京でもっと…
今夜は、女優の伊藤歩さんと大森南朋さん出演の「ラブレターズ」をパルコ劇場に見に行った。 ひとことでいうと、よかった。いたかった。泣いた。伊藤歩ちゃん、せつなかった。 (ひとことじゃないか) ラブレターズは、一組の男女の間で、50年間も続いた手…
ファッションとそれにまつわる出来事について。 ここ数年は(十数年は?)ユニクロ的な廉価カジュアルとエルメス的高価ブランドを、同時まとうひとが多かったと思う。 そういう事態はユニクロ的カジュアルの発祥地アメリカでも、エルメスの生まれ故郷フラン…
一日あけて、懲りずに、「ブリジット・ジョーンズの日記/きれそうな私の12か月」について書きたい。 フト、この先、「ブリジット・ジョーンズの日記part3」を撮るとしたら、どうのような展開がよいのか、考えてしまった。 (だって、続編の監督を頼まれる…
わけあって、長谷川和彦監督の映画「太陽を盗んだ男」をDVDで見る。 1979年の作品。 今見てもぶっちぎり、かっこいい傑作だと思うけど、これを見ていて、決して日本はこの映画のようには進まなかったのだなあとしみじみした。 沢田研二演じる、主人公、木戸…
映画「ブリジット・ジョーンズの日記/きれそうな私の12か月」について、もう少し。 多分ね、映画として傑作かと問われたら、そんなことはないんだけど、なんていうか、いろいろ言いたい、いろいろ考えさせられてしまうって部分が多いんだよなあ。 だから…
そんなわけで、昨日の続き。 タイトルは、「マドンナはどうなった」です。 映画「ブリジット・ジョーンズの日記2」(以下BJ2と略)において、「マドンナ」が実は重要な役回りを担っている。(と、勝手に解釈) ブリジットが恋人のマークと連れ立って出かけ…
「ブリジットジョーンズの日記/きれそうな私の12か月」を見に行く。 先週始まったばかりだから、混雑を予想したのに、意外にも空いていた。 それはともかく、いっぱい感じるところがあったので、前後編に分けることにして、本日は1回目。題するなら永遠…
かつては、水ぬるむ頃なんていって、春の始まりを感じたものだ。 何気なくひねった蛇口から、手にあたる水に、それまでの手を引っ込めたくなるような冷たさではなく、かすかなやわらかさを感じた時、ああ、春が来たんだな、なんて思う。 ところが、今ではい…
作家の角田光代さんが取材されていたので、TBSの情熱大陸を見る。 (知り合いの会社の制作だったし) 著作はいろいろ読んでいたし、その人柄についても、過去にテレビで取材した知人から聞いてはいた。 とても清楚で暖かい感じのひとだと。 評判通りのかわい…
2日連続、朝まで飲んでいた翌日(つまり今日) ひどい二日酔いに襲われ、朝から(って目が覚めたら)頭痛薬とミネラルウォーターが 手放せず、朦朧として時を過ごす。 読み損なった新聞を読み、書き損なったメールの返事を書き、 かわいそうな犬たちをお散…
今は、3月19日、土曜日の朝の5時半すぎである。 こんな時間に何をしているかといえば、再び、朝まで飲んでいたのである。 二日連続・・。 大丈夫なのか、こんなことで。 と問いつめつつも、この2日間、朝まで飲んでしまったけれど、 ずっと、心につかえ…
今は、18日金曜日の朝6時過ぎである。 ものすごい久しぶりに朝まで飲んでしまった。 夕方から監督協会の集まりに参加。 その後、高原秀和監督の「つむぎ」を見に行く。 ピンク映画はひさしぶりだったけど、いろいろ考えるところの多い映画だった。 出てく…
小説の資料として、バブル期の証券マンのことを調べている。 資料を読むと懐しいのなんのって。 ああ、黄金の80年代って感じ。 ドンペリの泡がキラキラ。 当時、私もバブルの恩恵をたっぷり受けたと思う。 若くして結婚した夫は、制作会社を立ち上げ、その…
テレビ東京の「ガイアの夜明け」を見る。 出版業界の動きも知っておかなくっちゃね。 (知り合いも出てたし) 番組のなかで一番興味をもったのは、アップルシード・エージンシーという出版エージェントの存在。 アメリカやイギリスでは、作家がエージェント…
ふらっと「モーターサイクルダイアリー」を見に行く。 もうすぐ終わっちゃうっていうし。 始まりはとにかくかっこいい。 南米の乾いた空気が伝わってくるよう。 ゲバラを演じたガエル・ガルシア・ベルナルのかっこいいことと言ったら。 ハンサムなんだけど、…
わかりやすいハッピーエンドはともかく、 映画の結末ではこれからどうなるか、わらかない・・ という余韻を残したまま終わるものも多い。 何度も書いているけれど、「サイドウエイ」もそんな映画の一つ。 (以後、ネタばれあり) 主人公の、小説家志望の英語…
認めたくないけれど、私は年齢的には立派な中年である。 中年なんてものに自分がなるなんて、絶望的な気分であるけれど、 時の流れはとめられないので仕方ない。 このカテゴリーに入った最初の頃は、 世間の扱いもあまりよろしくないし、 こちらからなにかを…
毎日、いろんな悲惨な事件が起こる。 殺人事件もあれば、金銭絡みの事件もある。 事件が発覚して、警察が動き、司法の出番になるわけだが、 裁判にのぼっても、全ての真実が明らかになるとは限らない。 こんな大風呂敷を広げなくても、自分の周りでも、ひと…
ワインセラーを見るとその持ち主のひととなりがわかる。 本棚、クローゼットも同じ分類だと思う。 昨日に引き続き、映画「サイドウエイ」のお話を少し。 この映画は、さえない中年男(作家志望の英語教師)と、 かつてのハンサム男優(結婚を一週間後に控え…
なかなか出版できない作家志望の男・・・・・・・・1 アイデアが枯渇して新作ができない作家・・・・・・2 半年間、一文字も書けなくなってしまった作家・・・3 これらはみんな、映画に出てくる作家(もしくは作家志望者)たちのキャッチフレーズである。…
今は、読みたいひとより、書きたい人の方が多い時代だ。 自費出版の会社は儲かっているようだし、小説書きたいというひとも 増えているそうだ。 音楽にしてもそうなのかも。 今はパソコンがあるから、文章を書くにしても、音楽を作るにしても ずっと楽にでき…
ある大手出版社の社長を取材したことがある。 その時の番組のサブタイトルは 「17歳の僕を探して」だった。 なんでそうなったかというと、その社長が文学に惹かれたのが、17歳の時だったから。 17歳で好きになった文学を、作家にはなれなかったけど、…
日曜日の今日は、確定申告の準備に明け暮れた。 私は税理士さんにお願いしているわけだが、今や、確定申告ソフトもあるし、 インターネットでもできるようになってる。 よほど私も自分でやろうとかと思ったけど、 将来、ベストセラーになった時大変だし(笑…
例えば、ショービジネスで、「世界進出」といえば、 アメリカでデビューすることを意味する。 「世界で認められた実力」といえば、アメリカで成功することだ。 世界とはアメリカのことである、とはよく言われることである。 ところで、もっと狭い意味で別の…
ほんの数日前は、どん底気分だったのに、 今日はとっても元気。 雪が降ってすごく寒かったけど、どこまでも歩いて行けそうな気持ちになった。 ほんとにわかりやすんだから。 と、自分につっこみ。 <気分回復の理由> ひとつめ。 ものすごく落ち込んでいると…
(犬の写真は、ホームページの写真館でも御覧いただけます) 私は二頭のゴールデンレトリーバーを飼っている。 下がカナ(10歳)、上に乗っているのが、カナの娘のミニ(5歳)。両方メス。 こいつらはよく寝言を言う。 夜は、私の寝ているベッドの下で、写真…
いろいろ努力したり、 よかれと思って動いたり、かろうじて前向きなスタンスに立ったりしても 結局のところ、気づくと相変わらず、暗闇のトンネルのなかにいるような気がする。 何度も脱出したように思っても、ときどき、よい空気がすえて 生きていても悪く…
ちょっと忙しかったせいか、マグカップを衝動買い。 基本的に家にいるときは、「書いてる」か「読んでるか」だから、 かならず何かを飲んでいる。 たいていは紅茶。 だからマグカップは必需品。 愛用のオンリーワンっていうのもいいかもしれないけど、案外食…