いろいろ努力したり、
よかれと思って動いたり、かろうじて前向きなスタンスに立ったりしても
結局のところ、気づくと相変わらず、暗闇のトンネルのなかにいるような気がする。
何度も脱出したように思っても、ときどき、よい空気がすえて
生きていても悪くないと思ったりしても、
ふと、気づくと闇は深くなってる。
それどころか、いろいろ試した末の脱出劇だから、ことごとく失敗に終わっていると知ると
挑戦する意欲も失せ、このまま暗闇になじんでしまい、いっそ姿を消してしまいたいと思うようになる。
最初から無駄だったのでは?
マイナスの思いに取りつかれないように、なんとか励ましてやっているのだけど、
突然、励ましそのものが全く無意味だと気づいてしまう。
もう、気づかないふりはやめないか。
最初からわかっていたことではないか。
9/11のテロの後、ニューヨークでは婚姻率が増えたと言う。
先日の新潟の地震の後、知り合いの若い女性は、実家に戻って働くことに決め、東京を離れることになったという。
つよい不幸や不安はひとを保守的にさせる。
それが必ずしも悪いこととは思わないけど。
一方で、投げやりな気分にもなる。
どちらかといえば、私は投げやり派。
家族のもとに戻ろうと思うより、ひっそり消えようと考えてしまう。
マイナスの磁力に取り憑かれてしまった。
もういろんなおまじないも試したけど、そうそう効かないんだよね。
闇は当分晴れそうにない・・・。