ベストセラー作家への道
そんなわけで、2015年になってしまいました。 咲き誇る梅の花と、うちのメンバーです。 ちょっと上を見上げるように、生きていきます。 年末に事務所、引っ越しまして、これまでより広くなりました。 こっちがデスクコーナー。まだ、テーブルがないから、ピ…
昨日は、木嶋佳苗被告の控訴審に行って来ました。 北原みのりさんの「毒婦。」を読んでから、この事件に興味を持ち、昨年は木嶋被告の故郷、北海道・別海町へ行ったり、関係のあった男性に話を聞いたりと、取材を続けてきました。 裁判へ行ったのは控訴審か…
相変わらず、編集をしているのですが、私たちテレビ業界では、「素材は命より大事…」と言ったりします。 素材…というのは、撮影したもののことで、昔の映画だったら、フィルム、少し前のテレビ業界だったら、ビデオテープ、そして、現在は、カードだったり、…
この年齢になって、本を出すことになった友人が結構いる。 学生の時は、自主映画をやってましたが、その時の友人がまた、ひとり、本を出しました。 週刊ダイヤモンドの副編集長である、大坪亮くん。 編集長に向かって、「くん」もないもんだけど、学生のころ…
今日は、高原秀和監督の「セックスの向こう側 AV男優という生き方」のトークショーに行って来た。 試写で見た時、いろんな面から話せる映画だと思ったし、いくらでも語れると思ったので、軽い気持ちで出ることにしたんだけど、トークの前にあらためて映画を…
卒業式のシーズンだったせいか、最近、よく、荒井由実(松任谷由実)の「卒業写真」がラジオから流れてきた。 しみじみと名曲であるけれども、いまさら、気づいたことがあった。 初めて聞いたのは30年近く前だろうに、これまで1度もそのような視点にたって聞…
ネット上で有名な、「メキシコの漁師」の話を映画監督におきかえて、考えて見よう。 ある地方の小さな村に、暇な時間に、近所の友人たちと小さな映画を作っている人がいた。 普段は別の仕事をして、撮りたいときに撮りたいテーマで、細々と撮っている、自主…
最近、思考がばらけ気味である。 ばらける…というのは、どっちがいいのかわからないなーって思うことである。 たとえば、だいぶ前に読んだ小説に「レモネードを作ろう」というのがある。 アメリカのティーン向けの小説で、登場人物のひとりに貧しいシングル…
今日は、テレビの仕事の打ち合わせで経済学者の方に会った。 いやーすごく面白かった。秋に経済番組を作るのでその取材であるけれども、「経済」というおよそ自分とかけ離れたテーマだけに、知らないことが多くて、だからこそ、興味深かった。 (今後作る番…
私は一応、作家である。…たぶん。 これまでに7冊の本を出している。小説が6つとエッセイが1冊。 作家になるのは、子供のころからの長い間の夢であったので、初めて文学の賞をもらった時、初めて本が出た時は、マジで、生きててよかったーと思ったものであ…
あまりに忙しくて、ブログ書く時間すらなかった。 いかん、いかん。こういう風になっちゃだめだ。 それもあと2日で終わる。 今日はちょっと余裕があったので、家に帰ってから、ツイッターをやっていた。 そしたら、小説家で評論家の小谷野敦さんのアマゾンの…
ここのところ、ばたばたといろんなところにおります。 昨日は福井県の山の中にいて、夕方、金沢に移動。 ちょっとだけ、観光気分を味わいました。 先週からのおさらいをすると…、日曜日、ディレクターズライブの上映がありました。 短いドラマでしたが、楽し…
昨晩、ツイッターに書いてしまったことだけど、もう少していねいに書いてみたい。 きっかけは、ツイッターで知った、とあるブログ。 webデザインや写真などを扱っているクリエーターの方が書いてらっしゃる。 このなかに、アメリカのアート系の大学の授業の…
ここ最近、ずっと考えていること。 それは、「虚構の自由度」についてであります。 自分はどちらかというと、リアリティあふれる作品が好きです。 ファンタジーとかSFよりも、日常が日常的に描かれているものが好きです。 自分が書く場合も、なるべく、リア…
もう、なんていうか、出費がかさんでおります。 canon XF100 というカメラ CFカード ×2 カードリーダー Thunderboltでつながるハードディスクとそのケーブル ガンマイク どどーんと、お金なくなったよ。 これだけじゃない! 渡英費用、学校費用、シェアハウ…
ちょっと風邪ひきちゅうなので、間違ったことを書くかもしれない。 …とあらかじめ、言い訳をしておいて、最近、考えたことを少々。 数日前、同じ業界のひとと話していたら、「自分の大事なひとの話は絶対にネタにしない」というひとがいた。 例えば、そのひ…
先日、上野千鶴子さんと島崎今日子さんのトークショーに行ってきた。 このとき、ちょっと話題になったのが、「父のムスメ」「母のムスメ」というもの。 なんのこと?…と思うかもしれないけど、たとえば、女性で成功するひとは、「父のムスメ」である場合が多…
思うところあって…というか、一度やってみたくて、「エキストラ募集」に応募してみた。 なんというか、ひとの現場に行ってみたい…というのがひとつ。 ほかの監督が作って行く様子を見たい…というか。 そして、もうひとつは、「演じる」ってことをちょっとや…
作家や漫画家や画家のひとたちが、自分の書物を持ち寄って売り、その売り上げを被災地に寄付する…という、復興書店のいとなみに参加しております。 作家の島田雅彦さんの呼びかけではじまり、たくさんの本が販売されています。 ホームページにいくと、Words&…
星野智幸著の小説「俺俺」を読んで、おもしろいなーと思いつつ、奇妙な符合を感じたので書きます。 「俺俺」は、ささいな気持ちから俺俺詐欺をはたらこうとした主人公が、自分と同じ「俺」と出会い、その「俺」が増え、「俺山」まででき、「俺」がどんどん増…
今日は、アメリカのビザをとりに、アメリカ大使館に行って来た。 いや~緊張した。 大使館の正門前でタクシーを降りて、何気なく歩きだそうとした瞬間、警官に呼び止められた。 「どこへ行くんですが?」 「え、あ…」 私は、世界各国どこへ行っても、もっと…
昨日は、幽霊モノ批判を書いてしまったので、多くのひとに嫌われたに違いない。 (ツイログのviewが1300を越えている!) 大切なひとが幽霊になって会いに来る…というのは定番だし、大切なひとが不治の病にかかる…のと同じ、涙ものの王道だからだ。 好き…
さきほど、最近、多く見受けられる、死んだ人が幽霊になって、会いに来る…というストーリーが多いので、それに対する違和感をツイッターに連続投稿しました。 ココで、ひとまとめにもなってますが、こっちの日記にもコピーしておきます。 しつこいなーと思っ…
自分は、ジェンダー・バイアスに割と敏感です。 ジェンダー・バイアスとは、男は仕事、女は家事…とか、男は地図が読めない、女は運転がうまい…(笑)とかって、性別によって、一方的な見方をする…偏見を持つことです。 このサイトの説明が詳しいので、もっと…
2月13日に山梨文学シネマアワード2011というのがあり、甲府市の湯村温泉に行って来ました。 朝、衣装を忘れるという失敗をして、集合の新宿駅から1度家に戻って、1時間遅れで到着。 豪華な温泉旅館・常磐ホテルに泊めてもらって、にぎやかな催しでした。 な…
今日は、人気の占い師に見てもらいに行って来た。 どちらかというと信心深いほうではないし、雑誌の星占いは読まないし、血液型占いも信じないほうである。 が。 長い人生迷うことも多くて、30代の前半には、いろんな占い師のもとを訪ねたこともあった。前…
たくさんのひとが集まる新年会に行って、そこで初めて会ったひとから聞いた話が、頭から離れない。 で、その話の登場人物について、書く。 それはこんな話だった。 話してくれたのは、30年近く前、大学で自主映画をやっていたひと。その方自身はしごくまっ…
映画「ノルウエイの森」について、読みに来てくださった方々、ありがとうございます。 「ノルウエイの森」については、一日前の日記を読みください。 その後で、興味を持っていただき、ついでに、山田の本も読んでみようと思った方へのご案内です。 ツイッタ…
ツイッターをやっていると、今年の邦画ベスト10とかテレビドラマベスト10とかを書いているひとをよく見かける。 一年間に見たもののなかで、面白かったものに順位をつけているようだ。それはそれで自由だし、とやかく言うべきことじゃないけど、でも、ち…
本日から仕事って方も多いと思います。 自分も一応、スケジュール上ではその予定でおりました。 ぎりぎり午前中に目覚め、今日一日でやることのリストを作りました。 1)台本書く 2)年賀状の返事書く 3)小豆を煮る …みたいな感じです。 たいてい、毎日…