山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

sippoの記事を更新しました。

先日は、ハナコプロジェクトのインスタライブ、たくさんの方にご視聴下さり、

ありがとうございました。

前回よりも、技術面も内容も頑張れたかなと思っています。

ライブ後にはハナプロサポーターさんも増えまして、嬉しい限りです。

さて。

朝日新聞のweb版にて連載しています、sippoのウクライナの動物愛護について、記事が更新されましたので、お知らせです。

ウクライナ西部の都市、リヴィウの保護犬お散歩事情について書きました。

ご覧いただけると幸いです。

では、また!

 

sippo.asahi.com

 

 

ハナプロ インスタライブします

さて、もうすぐ連休ですね。

今年はなんだか寒いですけど、連休は変わらずにやって来ますね。

そのようなわけで、ハナコプロジェクトも公開してもうすぐ1年です。

いやーなんとかやってきました。みなさまのおかげでございます。

お礼を込めて、インスタライブをしたします。

(前回2月には急遽キャンセルになり、ご迷惑をかけました)

 

さて、今回は……

 

5月1日(月)夜8時からを予定しています。

理事のひとりである四宮隆史弁護士に「動物保護と法律」をテーマにお話を伺います。


動物をめぐる法律について、基本の部分から伺っていこうと思います。

 

インスタライブの内容(予定)

 *ごあいさつ

 *ハナプロの活動報告 

 *ハナプロサポーター開始のお知らせ

 *「はなぷろ通信 one by one」のご紹介

 *「動物保護と法律」をテーマにトーク

 * エンディング

 

出演:四宮隆史(弁護士)、石田ゆり子、山田あかね

 

【日時】 5月1日()夜8:00〜 (予定)
【開催アカウント】 @hanako_project
https://www.instagram.com/hanako_project

※視聴にはインスタグラムアプリのインストールが必要です。
フォローしなくても視聴は可能ですが、フォローして頂けると、ライブ開始通知が届きます。
アプリをインストールの上、是非、「@hanako_project」アカウントのフォローをお願い致します。
(類似アカウントにご注意下さい)
たくさんの皆様のご視聴をお待ちしております。

最近見たモノまとめ3月

だんだん暖かくなって、気持ちもやや前向きになってきました。

さくらを見ると、今年のさくらをナツと一緒に見ることができなかったなーと思う。

こうして、毎年、見送ったひとを思う。

さて、備忘録として最近見たモノ、まとめておこう。

 

○映画「ザリガニの鳴くところ」

 プロデューサーがリーザ・ウエザースプーンですから、フェミ的要素は期待したのですが、

なんというか、とても素晴らしかった。最初は、殺人事件の犯人捜しで始まるけれども、沼の近くに生まれて育つ少女の人生の過酷さと、しかし、自然の恵みの豊かさに圧倒されながら見る。沼のそばの家を捨てられないことに始めはいらっとしたけど、じゃあ、どこへ行けばいい?とも思えてくる。DVや育児放棄やアルコール依存やらあらゆる現代的な病を見せながらも、主人公の揺るぎなさに打たれる。「誰が誰を殺したか」とか途中、どうでもよくなる。

そして、ラストの回収のたくみさ。

一番心に響いたセリフは、

「自然界には善悪の概念などない」

というもの(このような意味のセリフ)。

見終わった後も何度も思い返してしまいました。

 

○韓国ドラマ「ザ・グローリー」

 とりあえず、全部見た。いじめがテーマで、非常に壮絶。なんでここまでと思う。

 途中で韓流っぽい恋愛がからむのもなんだか好き。

○映画「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」

 アカデミー賞につられて、久しぶりに劇場まで。

 アジア系俳優さんたちが大活躍だし、見た目の派手さの裏側に、移民として生きることのたいへんさが描かれて、心を打つ。が、さすがに展開がごちゃごちゃしすぎていて、ここまでしないとだめなのかなーとちょっと複雑な気持ちになった。

 映画「デボラ・ウインガーを探して」のなかで、

「ハリウッドでは女優は35歳までしか役が回ってこない」

みたいな指摘があったけど、エブエブの主演は60歳のアジア系のミッシェル・ヨーですし、たくさん受賞して、時代は変わりつつあると思えてそれにはぐっと来た。

 

○「東京SWAN 1946」

 TBSドキュメンタリー映画祭の存在を初めて知って、見に行く。

 監督は宮武由衣さん。テレビドラマ「ファーストラブ」がとても良かったので。

 バレエにあまり詳しくないけど、宮尾俊太郎さんがとても魅力的だった。

 作っていく過程での葛藤をもうちょっと見たかった。

 

○「魂の殺人〜家庭内・父からの性虐待」

おなじく、TBSドキュメンタリー映画祭にて。

実父から性虐待を受けた女性による告発をたどっていく。実父が登場したのには驚いた。

よく撮れたなあと。声なき声に光をあてるというか、ドキュメンタリーの基本のような作品。シンプルだけど、見ていると胸に迫るものがあった。

 

○ETV特集「沖縄の夜を生きて〜基地の街と女性達〜」

ああ、これもシンプルなのに力のあるドキュメンタリー。

これまで語ってこなかった人が、自分の話をする。夜の街で働いていたことを恥と思って、話せなかったひともいるという。でも、全然恥じゃないです、貴重な話です、どうか、聞かせてください、という気持ちになった。

語られてこなかったことをきちんと聞くことは本当に大事だなと思った。

登場する女性たちがみなさん、生き抜いたという感じで清々しく、頭を垂れたくなった。

 

○Euphoria ユーフォリア シーズン1,2

 いやーつらくてきついお話でした。

 薬物依存症の女子高校生が主人公でトランスジェンダー、同性愛や暴力、とにかく、いろいろなテーマが次々と出てきて、でも、あまり解決されることもなく進んでいく。

 映像と音楽がやたらかっこいいだけに、絶望的な気持ちが半端なく。

 主演のゼンデイアさんは依存症なのにずっとカッコ良くて、演技もすばらしかった。

 しかし、10代からこんな感じだったら、残りの人生、どう生きるのかしらと思わせる、終末感がありました。

 自分の性的志向を隠して生きる父親が出てくるんだけど、隠すことでどんどん辛くなっていくのがわかり、やはり、セクシュアリティーは人間にとってとても重要だとあらためて思いました。

○「女は冷たい嘘をつく」@Amazonプライム

  タイトルだけみたら、女性蔑視っぽいけど、いやいや、しっかりしたフェミ視点の

  作品でした。

 

○「POWER」@Amazonプライム

  まだ、途中ですが、世界中で虐げられた少女たちが、不思議なパワーを身につけ、

  性暴力とか理不尽な性差別とかと対抗していく作品。

  もうなんというか、超絶わかりやすいフェミニズム視点爆発の作品。

  でも、それが小気味よくて。サウジアラビアまで出てくるのだから、本格的。

 

というわけで、世界中でフェミ的視点の作品が展開されていて、頼もしいなあと思います。

日本ももう少しできたらいいよねー。

やりたいです。

と、これをまとめている途中で、作家の富岡多恵子さんの訃報を知り、

心が止まりました。

日本の女性作家でもっとも尊敬し、20代から30代にかけて、生きる支えでした。

手に入る著作は全部そろえたし、すぐに読みました。

そもそもフェミニズムに興味を持ったのも、富岡多恵子さんがきっかけでした。

「男流文学論」ふるえました。

それまで誰も言葉にしてくれなかった日本文学への違和感が全部書いてありました。

 

一度でよいからお会いしたかった。

なぜか、必ずお会いできるように思い込んでいた。

目が覚めたような気持ちです。

正直に言えば、富岡多恵子さんみたいな作品が書ける小説家になりたかった。

そのことを今更思い出しました。

 

まだ、間に合うかな。

 

ずっと作品を胸に抱いていきます。

ありがとうございました。

 

 

 

ウクライナの犬と猫のこと。

朝日新聞のsippoで連載している、

ポーランドとウクライナに行った時のことを書いた記事が更新されたので、お知らせです。

ウクライナ中部の都市、タルノポーリの野良犬施設に行った時のことを書きました。

思い出すと、じんわり悲しくなります。

 

こちらからご覧になれます。

http:// https://sippo.asahi.com/article/14867181

 

記事でも書きましたが、小川敦子さんが2月にご逝去されたと伺いました。

プシェミシルの日本文化センターでピアノを演奏して下さったときの写真です。

小川さんには通訳をしていただくなど、とてもお世話になりました。

物静かでお優しい方でした。音楽からは強い情熱を感じました。

ご冥福をお祈りいたします。

 

 

 

最近見たものまとめ

備忘録も兼ねて、最近見たモノを書いておきましょう。

 

映画「プラン75」@Amazonプライム

いやー恐ろしかったです。

75歳になったら自殺できるシステムのある社会を描いていますが、画面もずっと暗いですし、「年老いて、仕事なくて、お金なくて、友人や家族がいないと死ぬしかなくなる」という気配をこれでもかと見せて下さる。いえ、希望のようなものも描かれているので、それで終わりではないですが、先のことを考えるとすっかり恐くなりました。

 

同時に、これは、多くの若いひとの間で共有されている感情なのではと気づき、さらに恐くなりました。つまり、「年取ったひとは早く死んでもらっていいですか」という感覚ですね。

成田悠輔さんが「老人の集団自決」を薦めるような言動をして炎上していますが、それも含めて、「役に立たない老人は早く消えてほしい」という考え方が、突飛なものではなく、共有される感覚として、社会のなかに通底しつつあるということ。

 

そういう背景がないとこのような映画はなかなか発想されない。

しかし、私などは、あまり気づいていませんでした。「老害」という言葉は耳にしてきましたが、まさかこれほど共有された思いであったとは。

それをくっきり見せてもらいました。

 

映画「燃ゆる女の肖像」

「プラン75」を見た後では、ひそやかな燃えるような恋の思い出はむしろ平穏に見ることができました。やたら女優さんたちが美しい。整いすぎていて、やや遠いものを感じました。

 

はっ、大事なものをいくつも書き忘れました。

映画「SHE SAID」

#ME TOOのきっかけとなった、ハリウッドの映画プロデューサー、ワインスタインを性暴力で告発するまでの、NYタイムズの記者2名の奮闘を描く作品。

淡々と事実をつなげていく手法と、性暴力のシーンを描かないという強い意志を感じて、

かっこいいなーと思いながら見ていました。

性暴力のシーンって、それが告発のためであっても、そのシーンそのものが性的に消費されてしまう可能性があって、真に迫れば迫るほど、それを強めてしまう。

だから、描かないという選択はとても大事。

強烈な性描写を「映画のウリ」にする場合もありますから。あたかもそれが何かを映し出したかのように賞賛されて。

そういう可能性を充分知った上で、拒絶している潔さに感服しました。

2週間で公開が終わってしまったことが悔やまれます。

続けて、「SHE SAID」のマリア・シュラーダー監督が撮った映画「アイム・ユアマン 恋人はアンドロイド」も見ました。

こちらも苦いけれど、まだ、誰も描いてこなかったテーマに斬り込んでいて心に迫りました。

女性主人公がアンドロイドの恋人と出会うお話です。これを見ていると恋愛や欲望っていったいなにか?という本質に迫られてしまいました。よくできたアンドロイドがいたら、OKなのではないか。(いや、そうでもない、という反語的な)

マリア・シュラーダー監督はドイツの女優さんであり、脚本家さんでもある。

Netflixで見た「アンオーソドックス」も素晴らしかったし、独自の視点としっかりした演出で

見応えのある作品を作る方だなと。

でも、なぜ「SHE SAID」はハリウッドの女性監督が撮らなかったのか、と。

 

UNEXTで見た「ホワイトロータス」面白かったー。

高級リゾートホテルで起きる群像劇ですが、辛らつで辛らつで。

シーズン3を心待ちにしています。

 

続いて「キリングイブ」もビンジしました。

滑り出しは面白かったし、サンドラ・オーは楽しくて魅力的なキャラクターだし、ジョディ・カマーさんの美しすぎる壊れっぷりと絢爛な衣装は惹かれましたが、回を経るごとに「それはつじつまが合わなさすぎでは」という気分になりました。

評判のよいものを続けようとするとシナリオに無理が出てくる、という悲しみを感じました。

 

あとはNetflixで「the sinner」シーズン1をビンジしました。

ううむ。

暖かくなってきたので、映画館に行きたいですね。

 

本日(2月19日)インスタライブ中止のお知らせ

 


本日、2月19日(日)インスタライブ延期のお知らせです。


本日夜8時から「ハナコプロジェクト」インスタライブを
予定しておりましたが、急遽、中止することにいたしました。

スケジュールを調整しまして、近いうちに必ず、行う予定です。

楽しみにして下さっていたみなさま、申し訳ありません。
本当にごめんなさい。

あらためて、告知いたします。

ハナプロ 代表理事
山田あかね

インスタライブのお知らせ

新しい年が始まり、春の気配を感じる今日この頃、久しぶりにインスタライブを行うことにしました。2月19日(日)夜8時からを予定しています。

 

(

 

今回は、理事のひとりである四宮隆史弁護士に「動物保護と法律」をテーマにお話を伺います。動物をめぐる法律について、基本の部分から伺っていこうと思います。

 

インスタライブの内容(予定)

 *ごあいさつ

 *ハナプロの活動報告 

 *ハナプロサポーター開始のお知らせ

 *「はなぷろ通信 one by one」のご紹介

 *「動物保護と法律」をテーマにトーク

 * エンディング

 

出演:四宮隆史(弁護士)、石田ゆり子、山田あかね

 

【日時】 2月19日(日)夜8:00〜 (予定)
【開催アカウント】 @hanako_project
https://www.instagram.com/hanako_project

※視聴にはインスタグラムアプリのインストールが必要です。
フォローしなくても視聴は可能ですが、フォローして頂けると、ライブ開始通知が届きます。
アプリをインストールの上、是非、「@hanako_project」アカウントのフォローをお願い致します。
(類似アカウントにご注意下さい)
たくさんの皆様のご視聴をお待ちしております。

ウクライナの犬と猫のこと。

ロシアからの侵攻を受けているウクライナ。

昨年の春、取材でウクライナへ行って来ました。

(一応、ロシア文学専攻の身。ロシアには思いがありました)

sippoの記事がアップされましたので、お知らせです。

 

sippo.asahi.com

 

そして、今夜は「100分deフェミニズム」の再放送です。

今日(2月4日)の深夜24時からEテレです。

 

写真は、ポーランドで動物保護を個人で行っているイガさんです。

 

 

 

 

 

100分deフェミニズム、その後。


番組、ご覧下さった方々、ありがとうございます。

とても反響が大きくて、やってよかった〜と思っています。

収録が8時間だったと驚かれる方もいるようですが、

「普通です」というか、

映像作品を作るというのは、そういうものなのです、と申し上げておきたい。

 

私はドキュメンタリーも作っていますが、1年間取材することもよくあることですし、

映画では、200時間撮影して、2時間のものを作ったりしています。

ドキュメンタリーとトークを一緒にするな!というご批判もありましょうが、

通常の「100分de名著」でも、一話25分を撮影するのに、2時間近くかけてますから、

今回、特別収録時間が長かったわけではないです。

放送時間とあまり変わらずに撮影しようとしたら、ドラマレベルの台本が必要になってきます。

 

トークと言えども、ドキュメンタリーの要素がありまして、

出演者たちが話し始めてみないと、何が起こるかわからないんです。

 

もちろん、私なりに綿密に練った構成台本がありますが、

それでも、やってみないとわからないんです。

用意していたテーマからずれたり、思っても見ない展開があったりします。

そういうトークを「盛り上がった」と評しまして、編集は大変である一方、

作り手冥利に尽きる瞬間となります。

 

ああ、それにしても、たくさんの方に見えてもらえたみたいで、本当に嬉しいです。

 

これからもやっていこうと思いました。

 

せっかくなので、2011年に上野千鶴子さん、東大最後の授業を収録した

「生き延びるための思想」(講談社 DVD)もご案内しておきます。

 

 

https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062173999/akane720kanam-22

 

100分deフェミニズム

あけましておめでとうございます。

演出番組が明日(1月2日)に放送になるのでお知らせします。

 

『100分deフェミニズム』 1月2日(月)夜10時〜 NHK Eテレ

 

出演は、上野千鶴子さん、加藤陽子さん、鴻巣友季子さん、上間陽子さん。

司会にバービー(フォーリンラブ)さんとNHKアナウンサーの安部みちこさんです。

 

企画を思いついたのは2019年の冬でした。

友人であり、力のあるディレクターの羽根井信英氏が『100分deナショナリズム』を作っていると聞いて、これは見なければ!と思いました。司会は稲垣吾郎さんでした。

放送は2020年のお正月。

新年早々、攻めてる番組だなーと思いながら、ナショナリズムで作れるなら、フェミニズムでもいけるはず。いや、作るべきだーと強く思いました。

私は「100分de名著」のスタッフでもなんでもありませんが、たまたまプロデューサーが知り合いだったので、即座に企画提案しました。

が。

スペシャル番組はずいぶん先まで決まっているらしく、あまり相手にされませんでした。

けれども、これがきっかけになり、『100分de名著』のレギュラー回を作ることができました。ボーヴォワールの『老い』をテーマに、上野千鶴子さんにご出演いただきました。

2021年の7月に放送でしたが、非常に面白く大きな話題にもなりました。

 

これにて縁をいただき、しつこく、『フェミニズム』を提案していたところ、ふっとチャンスが廻ってきました。映像業界始め、性暴力が注目を集めるようになり、舞台が整ったんだと思います。

 

まずは上野千鶴子さんに相談して、あれこれと話し、絶対出演してほしかった上間陽子さんに連絡しました。快諾いただけたときは嬉しかったー。

そして、抜群の知性をお持ちで、揺るがない姿勢の歴史家、加藤陽子さんにもチャレンジ。

フェミニズムにどんな思いがあるか、お聞きしたかった。

翻訳家の鴻巣友季子さんはプロデューサーからの熱い推薦で。

ノーベル賞作家J.M.クッツェーの「恥辱」の翻訳家として存知あげていましたが、(クッツェーにはまっていた時代がありまして)、「侍女の物語」の読み解きは今こそ、必要だと思いました。

 

司会はバービーさん。フェミニズムに深い関心を持ちつつも、笑いを忘れないタフな姿勢にひかれました。

そして、NHKアナウンサーの安部みちこさんには本当に助けられた。司会進行をしっかりこなしながら、自身の経験と本音を語ってくれたことで、番組に幅が生まれました。

 

制作過程はいろいろ大変でしたが、でも、楽しかった。

知らなかったことや感銘を受けること、今後のヒントになるようなことが盛りだくさんで、非常に充実していました。

現場は、たったひとりで作っているので、かなり辛いんですが、できあがった時は、嬉しかったです。ようやくここまで来た、と。

いろいろ信頼して任せてくださったプロデューサーズには深く感謝しています。

 

出演者は全員女性ですが、私は特に意図したつもりはないんです。出てほしいひとを集めていったら、全員女性だった、という結果です。

プロデューサーからは「男性を入れた方がいいのでは?」という意見もありまして、何名かアプローチもしましたが、スケジュールなどがうまく折り合わず。

上野千鶴子さんからは、「これまで男性ばがりの番組なんて山ほどあるんだから、女性だけだっていいじゃない」という強い言葉をもらい、追い風になりました。

 

自分でいうのもなんですが、とても面白いです。

とても濃い内容になっています。

ぜひ、ご覧下さいませ。

 

www.nhk.or.jp