山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

涙の…オーマイフェア!

私は一応、作家である。…たぶん。

これまでに7冊の本を出している。小説が6つとエッセイが1冊。

作家になるのは、子供のころからの長い間の夢であったので、初めて文学の賞をもらった時、初めて本が出た時は、マジで、生きててよかったーと思ったものである。

しかし、賞をもらった、本が出せた…というのは、なるほど、幸運なことであるけれども、実は作家というのはそこらから本当の勝負で、次々とよいものが書けるか、ベストセラーが出せるか、芥川賞や直木賞などの大きな賞がとれるか、など、いろいろステップというか、難関があるのである。

そういうもの、全然関係ない、自分は自分の好きなものを書き続ける。それでよし!

と言い切れるほど、自分は器が大きくないので、本が出せたあとも、いろいろ煩もんして生きてきたわけである。

前置きが長くなりました。

じゃん!



こちらは、グレート書店、丸善の有明店です。

こちらで、ただいま、「わたしフェア」というか、山田あかねフェアをやってくださっています。

ここのところ、新刊もでてないのに、うーうー涙なくして語れません。

昨年作った、上野千鶴子さんのDVDも並べてもらっています。

感謝、感謝。

このような私の本を、まだ、売ってくれようという本屋さんがいるんです。

(しかも、グレート丸善!)

ありがたいことです。

いろいろ難題はあるにしても、こういうことしてくれる方が一名でもいらっしゃる限り、ちゃんと頑張って、小説書きたいと思います。

(ここのところ、映画と犬にうつつを抜かしておりました)

この世に救いも希望もあるんだよね。…涙!