山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

再び、ツイッターのこと。

昨日の夜、なかなか眠れなくて、ずいぶん、前に買ったのだけど、そのままになっていた、内藤みかさん著の「夢を叶えるツイッター」という本を読んだ。

ツイッターを始めたころ、ちょっとした企画を思いついて、企画書を書くために、複数のツイッター本を買った。けれども、すごい勢いで、ツイッターを紹介する本やら雑誌やら番組ができたので、企画を書く前に、諦めてしまった。なので、読まないままの関連本が何冊もあったのだ。そのうちの一冊。

眠れない時には、あまり難しい本とか、面白すぎる本を読むと、ますます眠れなくなるので、軽い気持ちで読めるものを選ぶことにしております。で、ちょうどぴったりの選択だった。

すでに、ツイッターを初めて、数ヶ月は経つけど、未だにわからないことがいろいろあったんだけど、その謎が解けた。そういう意味で技術的な部分で、勉強になった。

それと、もうひとつは、ツイッターでなにをするか…みたいな部分。これも漠然と、自分の映画や本の宣伝のため…と考えていたんだけど、具体的な作戦があるわけじゃなかった。最初のころは、思いついたことを適当に書いて居たけど、つまり、「お腹すいた」とか「今、起きた」とか…。

しかし、内藤さんに言わせるとそういう使い方も「あり」とは思うけど、目的があるなら、もう少し、方向を定めたほうがいいって書いてあった。

つまり、多くのひとに、「おもしろい」って思ってもらうための、「自分らしさ」「自分の武器」みたいなものを決めて、それをちゃんとツイートしていく…とか。

あーそうだなーと思った。有名人やアイドルであれば、「今、アイス食べてる~」だけでも、多くのひとにとっては、価値のあることだろうけど、そうじゃない場合は、あんまり意味がない。もし、アイスのことを書くなら、常にアイスやお菓子のことをつぶやくひと…として、意識して書くとか、アイスの銘柄と味まで書くなどすれば、「スイーツ情報を発信するひと」として認識されるだろう。確かに。

自分ももう少し、戦略的にならないとなーと思った次第。しかしなー、どうも基本的に戦略的になれないんですよねー。小説や映画でも、「自分が作りたい」ものを作ろうとしちゃう。世の中の動向とかヒットする可能性とか計算して、やる…ってことがなかなか、不得手でして……。

それと、今日、ツイッターで孫正義さんが、

「嘆きや弱音を口にする人物は、大成しない」

と言ってたので、ひやっとしました。嘆きや弱音、吐くの大好きです。基本的に人生を嘆いているし、毎日弱音を吐いている…あーだから、大成しないんだ。ごもっとも。

しっかし、どこかで、嘆きや弱音を吐くひとの味方をするのが、小説とか映画とかじゃないかしら…と思う。強くて、愚痴を言わない、まっすぐなひとは、ビジネスの世界では、大成して、魅力的だけど、そんな人物ばかりだったら、物語は面白くならないような。

…と言い訳して、自分をかわいがるのでした。

7月20日は誕生日でございました。バースデーメールを下さった方々、ありがとうございます。おやすみだったので、一日、家で平和に過ごしました。バースデーケーキ食べなかった。夜中に「シロクマ」アイスを食べました。