山田あかねの一喜一憂日記

テレビディレクターをやりながら、小説書いてます。映画も撮りました。脚本なども書いてます。 本、買って下さいね。

死に方、一考。

上野千鶴子先生の「おひとりさまの老後」を読んでいる。

さすがに、老後を考えるには早い年齢だけど、上野先生のような方が、老後をどう考えているのか知りたかった。

まだ、途中なんだけど、平均寿命でいうと、女性のほうが男性より10年ばかし長いから、結婚してもいずれダンナは先に逝くから、女性はたいていおひとりさまの老後を向かえるという。ちょっと考えればそうかもしれない。

よく、年とってひとりだと寂しいから、結婚する…とか子供をつくる…って発想もあるようだけど、かつてのように子供が同居して親の面倒を見ることも希になったし、前述のように夫は先に死ぬ場合が多いから、「いろいろあったけど、最後はひとり」ということになるのだ。そういうふうに考えてみると、結婚とか子供とかで右往左往してることが、少しあほらしく思えるかもしれない。最後はみんな同じなのよ。

ひとはひとりで死んでいくのね。それってさみしい…と考えるか、それって自由で気楽と考えるかは本人次第だけど、ひとり=さみしいと決めつけるのは上野先生も仰っているように、大きなお世話だというもの。

だいたい、私は、今だって、そんなにひとと関わらないで暮らしている。仕事で大勢のひとと会う時もあるけど、テレビの仕事がメインだったときより、ずっとひとりの時間が長い。たいていは、ひとりで部屋にこもって書いてるし。友達の人数も少ないけど、それをさびしいとは全然思わないなー。ふむ。

仕事をのぞいてしまえば、よく知らないひとと話すのは苦手だし、もともと、社交的な性格ではないので、ひとりが好きだし、ひとりでいいや。そんなわけで、この先、年をとったらどうなるんだろう?と漠然と不安に思うこともあったけど、なんだか、大丈夫そうだな。ひとりで暮らせる家だけ確保しておけば、なんとかなるようだ。

老人ホームみたいな、いろんなひとと暮らすのは絶対、きっと無理だろう。小学生の頃から集団生活が嫌いだったし、会社員(といっても小さな会社だったけど)ですら、たいへん苦痛だった。とにかく、集団生活は嫌い。趣味のあわないひとと話すのもとても苦手だから、老人ホームみたいな、いろんなひとが単に「年寄り」ってだけで一緒に暮らさないといけない場所は、だめだろうなー。ジムのヨガ教室でさえ、同じ教室だというだけで、話かけられるのが面倒なのでやめたし。(顔見知りのひとに挨拶するのもわりと苦手という、おとなとしてどうなのか…というダメ人間です)。

なので、ひとりでひっそりして、いずれ消えるというのがいい。ほんとうは、野生動物みたいに、ジャングルのなかで弱っているところを他の獣に襲われて食べられる…というのもいいかも。一説によると、獣にかみ殺されるとき、ものすごい快感があり、殺される側はそんなに苦しくないらしい。内臓なんかをわしわし食べられるんだ。(アホか?と思うかもしれないけど、信頼する某大学の先生がそう言っていたんです。そんなこと、どんな研究からわかるのかしらないけど)。

そんなわけで、死ぬことについてぼんやり考えた。もっと年をとったら、また気持ち違うのかもしれないけどね。連休にふさわしくない話題で失礼。