山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

ペ・純愛

ぺというのが韓国語でなにを意味するか知らないけど、気分的には
「ペ・純愛」なので。

純愛ブームみたいなのが嫌いだし、うんざりするので、
ペッペッという気持ちを表わしてみました。

で、そんなの私だけかと思ってたら、舞城王太郎さんの「好き好き大好き超愛している」とか、最近では、新堂冬樹さんという作家の「吐きたいほど愛してる」という本があって、なんだ、みんな、気持ちワルって思ってたんだねえと安心しました。

その心は間違ってるのはおまえらだ!ですよね。
(ま、いいやこのことは)

昨日の続きですが、「食用おやじよ、突っ走れ。」
嫌われてもさげすまれても、だって僕は若いきれいなねえちゃんと一緒にいるのが好きなんだもん、って感じで暴走してほしいです。恥じることなんてなにもないと思います。お金なんかいくらでも使って、ハイヒールのつま先だけでもなめされてもらえたらそれでいいんじゃないのかなあ。

先日、テレビ番組で岩井志麻子さんが、自分の愛人達(ベトナムにひとり、韓国にひとり)を紹介してました。よかったなあ。
自分の欲望に正直なひとは見ていて、すがすがしいものです。
普通の大人はなかなかできない。対面を考えますからね。

とはいえ、自分の欲望に正直になった末に、いろんな中毒になって、死んだり、人を殺したりするところまで行くこともあるから、ほんとはほどほどにしないと怖いのかもしれません。

が、ごくわずかのひとがですね、ぎりぎりまでいって、いわゆる『底尽き感」に至る。
ここまで落ちたら後はなし、ってところです。
その底辺から見える風景って、行った人にしか見えない、風景なんですよね。
それはとてもきれいで・・と言えたらいいけど、きれいなわけないじゃん。
果てしないなにもない世界ですよね。なにもなし。
かっこよくいえば荒野だ。

で、そこから戻ってくる。
戻ってきてもたいしていいことないんだけど、まあ、仕方ない。

あ、後ろ向きの気持ちが勝ってしまいました。
すみません。