山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

正月なんてキライだ

やっと、やっとお正月が終わる。
世の働くみなさんには申し訳ないけど、お正月なんて早く終わってほしかった。
だいたい12月~1月というのは慌ただしく、
クリスマス、忘年会、新年会と行事が多くて苦手である。

心が平静でいられない。
東に宴会があればつい出かけ、西にパーティーがあればつい出かけ、
つまり、全然、執筆活動が進まないのである。

私はほんとに毎日なにかをコツコツやることができない。
すでに幼稚園児の頃から幼稚園に遅刻し、早退し、登園拒否してきた身、
毎日、同じ場所に出かけたり、同じことをするのがものすごく苦手である。

三島由紀夫という作家はどんなにお酒を飲んで帰っても
毎晩、原稿用紙に向かったと言う。
さすが、すごい。
(だから、自殺しちゃった、という見方もできるけど)

そんなわけで、小説なども計画をたてて、毎日少しずつ書く、ということが
できない。これまで書いた全てがいつも短期間で書いてきた。一日40枚くらい書く。
それをずっと続ける。殆ど寝ないし、あまり食べないし。
2時間ドラマなどだと一日半で書く。150枚くらいなら。集中力がそういう方向でしか続かない。小出しにできない。 思えば、高校生の頃のお勉強の仕方も同じ。試験の前一週間、寝ずに勉強ってやり方しかできなかった。だから、大学受験にも失敗した。ってことが今になるとよくわかる。継続は力なり、っていうけど、継続できなかったから、力がつかなかったわけだ。フム。

だから、フリーランスっていう仕事の形式はぴったりだった。
レギュラー番組はなるべくやらないできた。
なぜなら、やれないからだ。1本やると飽きちゃう。
誰が嫌いとか中身がどうとかでなく、集中力が続かない。
よくこんなんで今日まで生きながらえてきたものだ。

と、なにも自慢げに書くことではない。反省すべきだ。なんでこう飽きっぽいのかしら。結婚なども続かなかったし。会社員だってやったけど、最後の頃は、生活破綻するくらい重圧で死にかけた。

で、お正月である。
お正月は車も空いてるし、空気も澄んでるからいいけど、行きたいお店がやってなかったりするので悲しい。
じゃなくて、つい、世のあわただしさに迎合して、執筆向けの集中力を失ったからでした。

そんなわけで、これからがんばります。
自分で自分に注文だして、自分が作るっていう、自分の中にプロデューサーとディレクターとADさんがいるみたいなものだから、3人のうち誰がさぼってもまずいのよね。

今んとこ、ADさんが必死に下調べしたんだけど、まとめるはずのディレクターがさ、
DVDばっか見て、資料見てくれない状態。
いい加減にしないとクビだぜ、って脳内プロデューサーに叱ってもらわないと。

と、書いていて、アブナイひとみたいだ。